Books

オ-ラル・ヒストリ-多摩ニュ-タウン

細野助博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805714102
ISBN 10 : 4805714107
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本最大のニュータウン開発事業であった、多摩ニュータウンの初のオーラル・ヒストリー。開発政策史の観点から選ばれたキーパーソンのオーラル・ヒストリーと、その証言を読み解くための導入編の2部からなる。

【著者紹介】
細野助博 : 中央大学総合政策学部・同大学院公共政策研究科教授。1949年生まれ。1981年筑波大学大学院社会工学研究科博士課程修了。1995年より現職。1997年‐1998年、メリーランド大学大学院客員教授。日本公共政策学会元会長、多摩ニュータウン学会会長、日本計画行政学会常務理事、公共選択学会理事等をつとめる

中庭光彦 : 多摩大学総合研究所准教授・中央大学政策文化総合研究所客員研究員。1962年生まれ。学習院大学法学部政治学科卒業。中央大学大学院総合政策研究科博士課程退学。ミツカン水の文化センター主任研究員等を経て、2009年より多摩大学総合研究所准教授。専門は地域政策、政策史、水文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 浅香山三郎

    片寄俊秀『実験都市』は千里ニュータウンを取り上げたが、こちらは多摩ニュータウンの形成史を扱ふ。オーラル・ヒストリーの手法により、国の都市計画、立地政策、住宅開発、都政、多摩市政、用地提供者(旧住民)の各々の関係者に聞き取りがなされてゐる。第1部が導入編、第2部が証言編なのだが、会話体であるためか第2部がすこぶる面白く読みやすい。聞き取り相手の人選の巧みさもあるが、日本の都市計画人脈の流れやNAU(新日本建築家集団)とその遺伝子について、都政の課題としての「多摩地域」など、前提や背景の部分も示唆に富む。

  • なかち

    65年に計画開始、71年に入居開始。住宅不足とスプロール防止が目的。74年まで電車がなく、「陸の孤島」と呼ばれた。利益の配分をどうするかでモメる美濃部都政。美濃部は40万人のベッドタウンを構想、シビルミニマムにこだわる。緑の面積も決められた。職住近接は上手くいかず。バブルが弾けて人気低落。06年に開発終了。多摩地域はNPOが多い(自主的なコミュニティ形成)。都市計画の潮流は英の住宅地開発、独の区画整理、米のゾーニング。多摩ニュータウンのルーツは所得倍増計画。新日本建築家集団。シビルミニマムは2DK論。

  • そ吉

    多摩ニュータウンの開発費初期に関わった様々な立場の人々から話を聞き史料として纏めようとする努力が感じられる労作である。 個人的には、開発により生活環境や意識の変わった地元の人々の声を聞きたかった。 行政や地元政治家としての役割にて記憶する史実とそこで生活する人の意識の差を対比させながら読んでみたいと思った。★★★☆☆

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items