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ウクライナ戦争とヨーロッパ

細谷雄一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130333078
ISBN 10 : 4130333070
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争はなにを変えたのか。2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、戦後ヨーロッパの国際秩序を根底からゆるがし、巨大な地殻変動をもたらした。本書はヨーロッパ国際関係の視座からウクライナ戦争をめぐる推移について多角的に分析する。

目次 : 序 ウクライナ戦争はヨーロッパをどう変えたのか/ 1 ウクライナ戦争が変えたヨーロッパ(ロシアによるウクライナ侵略がEU拡大に及ぼした変化/ NATOはどう変わったのか―新たな対露・対中戦略/ ウクライナ「難民」危機とEU―難民保護のための国際協力は変わるのか?)/ 2 ヨーロッパ各国にとってのウクライナ戦争(ウクライナ戦争とイギリス―「三つの衝撃」の間の相互作用と国内政治との連関/ ロシア・ウクライナ戦争とフランス/ ドイツにとってのロシア・ウクライナ戦争―「時代の転換(Zeitenwende)をめぐって」/ ウクライナ戦争とロシア人/ ロシア・ウクライナ戦争とウクライナの人々―世論調査から見る抵抗の意思/ NATOの東翼の結束と分裂)

【著者紹介】
細谷雄一 : 慶應義塾大学法学部教授。専門は国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    ふむ

  • バルジ

    開戦から既に2年近くが経過しウクライナ戦争への注目度も下がる中での貴重な論集。ウクライナ戦争における欧州各国の動向を纏めた中間報告の趣もあり、現段階で抑えるべきポイントは網羅されている。やはり気になるのは各国の「支援疲れ」であろう。この点、終章の広瀬佳和論文で指摘のあるように中東欧の一部にある親露的・中立的傾向と西欧の右派ポピュリズムが合わさるシナリオが現実味を帯びている。ロシアの権威主義を超えたプーチン独裁に対抗できるのか、自由民主主義の「レジリエンス」の真価が問われてくる段階であろう。

  • 中将(予備役)

    1年ほど前時点の情勢を下に書かれた論文集。国際政治への影響、欧州各国の基本姿勢、ロシアとウクライナの世論が分析されていた。薄いが内容が詰まっていた。

  • Oki

    ウクライナ戦争における欧州各国の動向が垣間見れる。 戦争というものは、誰かが見誤った時に起こるものだと思うが、見誤った度合いが郡を抜いて大きいのは間違いなくプーチンだろう。 そういう明確な大間違いをするトップを変えられないロシア大衆というのが絶望的。

  • hata2

    ロシア・ウクライナ戦争についての論考や書籍は多少なりとも読んでいるが、NATO東翼の国々の結束と分裂についての論考はあまり読んだ事がなかったので、興味深く読んだ。

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