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なみだ 朝日文庫時代小説アンソロジー 朝日文庫

細谷正充

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022649942
ISBN 10 : 4022649941
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

貧しい娘たちの倖せを願い、稽古をつける蚊帳商のご隠居「松葉緑」、出生の秘密のある父を主に、親子三代で切り盛りする大繁盛の菓子屋「カスドース」、わけありの旅人と常連たちが集う街道沿いの居酒屋「「なるみ屋」の客」など、ほろりと泣けて心温まる傑作短編集。

【著者紹介】
細谷正充 : 1963年埼玉県生まれ。文芸評論家。編著多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    既読の作品もあるけれど、沁みる作品はいつ読んでも、誰から読んでも好いなぁ。細谷正充さん編の7話。

  • タイ子

    7人の作家によるアンソロジー。いいですね、どの作家さんも心に沁みる物語を紡いでいらっしゃる。半分は既読な作品があったけど、こういうのは何度読んでもいいなと思える。宇江佐さんの「松葉緑」はホントに優しい。澤田さんの「なるみ屋の客」は先日読んだばかりで短編集の中でこれが一番気に入った作品だったのでまた読めたことが嬉しい。本作のテーマの<なみだ>は悲しくてこぼす涙の先にあるものを示していて、ふっと一息つける読後。

  • やも

    なんだかちょっと涙を流したい…そんな気分で手にした7話収録の時代小説アンソロジー。どれも良かったけど、なみだ😅?なみだってタイトル付けるほど涙する話は無かったんすけど😂澤田瞳子さんの【なるみ屋の客】は長編に化けたら泣けそう。お初の力一さんの【菖蒲湯】は不器用なサンタさんみたいな話でかわいかったな😚青山文平さんの【つゆかせぎ】の飯盛女の強さから知る目から鱗な生き方も良かった。西條奈加さんの【カスドース】食べてみたい。落語ちっくで探偵モノな仕上がりの中島要さんの【目が覚めて】が1番お気に入り🎵★3.5

  • ぽろん

    西條奈加さんのみ、既読。人情となみだをテーマにしたアンソロジー。どの話も良かったが、鏡研ぎ師の巧みな話術と人柄で、番町皿屋敷の話で仕事先の娘さんの心の傷を癒してあげる「皿屋敷の真実」が好き。捨て子をした夫婦がこっそり子供の様子を聞いている「なるみ屋の客」も秀逸。どの話も市井の人情に溢れる作品で面白かったです。

  • 森の三時

    ずっと前に読んだのに感想を書き忘れていたことを発見。「なみだ」をテーマに集められたアンソロジーらしい。私は涙腺ゆるゆるなのですが、今回は泣かなかったです。なみだというタイトルではない気がいたしますが、おもしろくないという意味ではありません。それぞれの作家さんの味が出ていると思います。

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