Product Details
ISBN 10 : 4621311654
Content Description
解剖学の教育において専門基礎科目の講義を受けた学生が復習や得られた知識を確認する際に使える副読本で学生の理解を支えることを目的としている。
看護学生への講義を続ける中で辿り着いたレジュメを基盤に、看護学生が覚えなければいけない要点を、精緻なイラストとともにまとめた書籍である。覚えておくべき器官名・組織名を、余すことなく記している。
看護学生向けの書籍では特に、数多く刊行されている学生向けの書籍は簡略化されたフルカラーのイラストで構成される。正しい知識が本当に身につくのかという懸念や、簡略化されたイラストがかえって理解を妨げているという問題もあり、本書では、数少なくなっている精緻なイラストによる本格志向の書籍である。
特 徴
◆ 簡略化されたイラストでは曖昧になりやすい解剖のイメージをきちんと掴みながら学習を進めることができる
◆ 機能面の詳細な解説はあえて割愛。講義を受けながら書き込みをすることで、繰り返しの学習による記憶強化と、解剖への理解を深める
◆ 最終章に多肢選択問題を掲載。学生は国家試験対策として、教員は試験問題作成時の参考資料としても使用することができる
看護学で必要とされる解剖学はこれまで培われた研究結果を背景に、解剖学会で承認された知識を偏ることなく広く教授することにあるため、学生は天空の星の如く、沢山の解剖学用語を覚えなければならない。記憶力を試される学問として、苦手な科目となっている。これを克服した後に、「ヒトの成り立ち」を各個人の頭の中に同じ概念をもって再現できるようになるはず。
【著者紹介】
細谷安彦 : 1967年新潟大学大学院理学研究科生物学専攻修了。2004年筑波大学医療短期大学部名誉教授
志賀隆 : 1985年東京大学理学系研究科博士課程(動物学専攻)修了。2022年筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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