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自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する

細谷功

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907623265
ISBN 10 : 4907623267
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan

Content Description

自己矛盾の三つの特徴。(1)自ら気づくことはきわめて難しい。(2)気づいてしまうと、他人の気づいていない状態が滑稽でたまらない。(3)他人から指摘されると「強烈な自己弁護」が始まる。笑っている自分が、実は笑われている側かもしれない―。「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する。

目次 : 自己と矛盾―本書における定義と範囲/ 滑稽と戒め―自分は気づかない、他人は気づく/ 歪み―想像を絶する違いに気づいているか/ 二つの頭―知の構造と発展/ 「抽象的でわからない」―人間であることを批判する?/ 遠近―「メタ認知」とは何か/ 無限マトリョーシカ―劇場モデルで見る「三つの視点」/ 無知の無知―人間の知性には限界がある/ 知識差―実は「ほとんど一緒」と知る/ 非メタ―「自称賢者」の勘違い〔ほか〕

【著者紹介】
細谷功 : ビジネスコンサルタント、著述家。1964年、神奈川県に生まれる。東京大学工学部を卒業後、東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。米仏日系コンサルティング会社を経て、2009年よりクニエのマネージングディレクターとなる。2012年より同社コンサルティングフェローに。問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業などに対して実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 桜井葵

    なんだかモヤモヤする作品でした。「他人の意見を押し付けるな」➡すでに意見の押しつけ。自己矛盾とはこういうことというのは理解できたが、そのことをどうやって改善して使っていくのか?が解説されていない。無意識に使ってしまってる人が大半なのでそれを意識化して注意していこうということなのかな?という感じでした。

  • けんとまん1007

    なるほどね〜、そんな風にも読み取れるなあ〜という気づき。一息入れて、遠目から考えてみる。

  • Kentaro

    自己矛盾に気づいた人が気づいていない人に指摘した場合、大抵の人は、無意識のうちに防御的になり、言い訳を並べます。その大部分は、「自分だけは違うんだ」と自分のケースの特殊性と個別事情を述べます。他人のことは一般化して見ることができるのに、自分のことはすべて特殊であるように思えるのは、人間が共通して持っているバイアスの一つです。@自ら気づくことはきわめて難しい(が、他人については気づきやすい)。A気づいてしまうと、他人の気づいていない状態が滑稽でたまらない。B他人から指摘されると「強烈な自己弁護」が始まる。

  • メタボン

    ☆☆☆ 自己矛盾については意識していなかった。昔の人はそのおかしさに自然と気付いていたんだな。「無知の知」「人の振り見て我が振り直せ」。対象物を一つ上のレベルから見る「メタ認知」、この視点を心掛けたい。

  • ちくわ

    大好きな細谷さん3作目。だいたひかるさんの「どうでもいいですよ♪」のようなあるある話を、「自己矛盾劇場」という用語を用いて鮮やかに分析していきます。「人の振り見て我が振り直せ」とは本当によく言ったものだということが理解できました。あー面白かった。(☆5)

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