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カメムシの母が子に伝える共生細菌 必須相利共生の多様性と進化 共立スマートセレクション

細川貴弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784320009219
ISBN 10 : 4320009215
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 昆虫と共生細菌の必須相利共生/ 2 マルカメムシの共生細菌とカプセル/ 3 クヌギカメムシの共生細菌とゼリー/ 4 ベニツチカメムシの共生細菌と母親による子の世話/ 5 チャバネアオカメムシの共生細菌と置換/ 6 ホソヘリカメムシの共生細菌と環境中からの獲得/ 7 ヒメナガカメムシの共生細菌と菌細胞の進化/ 8 トラジラミの共生細菌と寄生から相利共生への進化/ 異種の助け合いとは何か―ナチュラリストの先端生物学

【著者紹介】
細川貴弘 : 2003年九州大学大学院理学府生物学専攻博士後期課程修了。九州大学大学院理学研究院生物科学部門助教、博士(理学)。専門は進化生物学、行動生態学、昆虫学

辻和希 : 1989年名古屋大学大学院農学研究科博士後期課程修了。琉球大学農学部亜熱帯農林環境科学科教授、農学博士。専門は動物生態学、進化生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • itokake

    めちゃくちゃ面白い!虫好きにおすすめ。共生細菌と虫、私は考えたこともなかったけど、互いにとても大切な存在だと学んだ。セミが木の汁だけで栄養不足にならないのは、体内に共生細菌がいるから。孵化前に共生細菌を母から受け継ぐ虫が多い中、カメムシ達の世界には摩訶不思議な受け渡しシステムがある。まず、マルカメムシ。産卵時、菌入りつぶを一緒に産む。幼虫は生まれるとこの粒をちゅーっと飲み、共生菌を手に入れる。実験的にこの粒をとると、成長できないか、ひ弱に。ベニツチカメムシはまた別の方法。これは実際に見たら感動だろうなあ。

  • takao

    共生細菌との関係(相利共生、寄生的、日和見)、カメムシは共生細菌がないと生きていけない

  • なにがし

    固いタイトルに対して読みやすい内容。普段見るマルカメムシにも卵に細菌入りのカプセルが付随していることなど知らないことがたくさん記載されていた。今度観察しにいこう。と思えるような良い本

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