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喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。 3 角川スニーカー文庫

紫ユウ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041139714
ISBN 10 : 4041139716
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生徒会役員を務める完璧美人こと、雛森さくらは焦っていた―鏑木律を取り巻く恋の気配に!涼音とはいつの間にか下の名前で呼び合っているし、来栖さんも相変わらず仲が良さそう…というか、懐いたみたいに距離が近い。(あれ?私だけ遅れてませんか?)他の男子なら恋に落ちるさくらの計算尽くな仕草も、律にはやっぱり通用しなくてヤキモキ…そんななか、望月先生が企画した旅行で、一同はさくらの実家の旅館に泊まることに!自分の恋路と、実家を継ぐ道。「好きになるってなんですか」律の前ではありのままでいられる心地よさに、さくらは“完璧な自分”を脱ぎ捨てて―!?

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    律を取り巻く恋の気配に焦りを覚えたことを自覚する生徒会役員を務める自称完璧美人こと雛森さくら。律を意識するヒロインたちが少しずつ自らの想いを自覚してゆく第三弾。いつの間にか律と下の名前で呼び合う涼音。彼を意識して恩返しがしたい、元気づけたいとますます距離が近くなってゆく来栖さん。他の男子なら恋に落ちる計算尽くな仕草も、律にはやっぱり通用しなくてヤキモキするさくら視点も絡めながら、姉やヒロインたちとさくらの実家の旅館に泊まる旅行をきっかけに、自覚したヒロインたちとの構図もはっきりした今後の展開が楽しみです。

  • sao

    読了。 ヒロイン達が可愛いんだ。

  • 真白優樹

    律の周りの恋の予感にさくらが焦りを浮かべる中、瑠璃菜と涼音も巻き込んでさくらの実家の老舗旅館に泊まる事になる今巻。―――何があっても譲れない、その思いは変わらない。 心が読める、だけど自分の思いは読めない。 少女達の恋の思いが分かってしまうからこそ律が思い悩む中、さくらが恋の決意を固める巻であり、彼女の思いも描かれる事で本格的に物語が始まっていく巻である。遂に全員が集い、ここに始まるのは恋のさや当て。果たして隙間だらけの律の心を埋めていくのは誰になるのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。

  • のと

    雛森さんの巻。過去の業を背負って誰しも生きてるもの。恋に一歩踏み出せたようで、良かったです。

  • ARI

    前回を経て、積極的なアプローチを見せるようになった涼音。やはり恋する女の子は可愛いぞ、というものを見せつつ。同時にその変化が雛森さんへの話の導入、火付け役としていい塩梅。そして1巻から変わらず純粋すぎる来栖さん、やはり心の声が聞こえて少し拗れてしまっているような主人公には、こういう素直なのがいちばん効くんだよなぁと思わされメインヒロインのパワーを感じました。しかし、今回は雛森さんの回ということで、終盤はしっかり彼女もヒロイン力を見せつけてくれた。ここからラブコメがどう動くのか、次回も楽しみですね。

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