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高校生のための近現代文学ベーシックちくま小説入門

紅野謙介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480917232
ISBN 10 : 4480917233
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第1部 小説を読み解くための基礎知識と技術を詳解。第2部 近現代の名作を精選した、珠玉の小説アンソロジー。

目次 : 第1部 小説への招待(小説の仕組み/ 小説の表現/ 小説の豊かさ・可能性/ 小説の読解)/ 第2部(出会いの物語/ 秘められたもの/ 向こう側の世界/ 語りの力/ 私らしさを探して)

【著者紹介】
紅野謙介 : 日本大学

清水良典 : 愛知淑徳大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kibita

    「高校生のための」であるので、教科書的です。が、学生時代に国語の教科書を貰ってすぐに全部読んでしまっていた皆さんにはおすすめな近現代名作小説アンソロジー。吉本ばなな、半村良作品は久しぶりに読んだ。お久しぶり、懐かしいです。『王子と乞食』のパロディである石川淳「乞食王子」、小川洋子「ひよこトラック」、梶井基次郎「闇の絵巻」、中勘助「銀の匙」等が好み。

  • leppe

    高校生のための、と謳っているが、別に高校生じゃなくてもオススメ(笑)。 私はこの本のおかげで、石川淳という素晴らしい作家に出会えました。

  • きつね

    それなりに面白い。解答編という小冊子がついているが、わざわざ図解するほどのことなのか、よくわからない。内容把握がおぼつかない人には助けになるのだろうか? あるいは、こうして図示できることこそ理解だという発想によるのか。文学にとって図とはなんなのか……

  • 沖川あこ

    半村良「箪笥」が読みたくて図書館へ。良質な短編がたくさん読めてすごくコスパが良かった。日本語って本当に美しい。高校時代は辛くてしんどかったこういう本、今さらながらいい優良小説が詰まっていたんだと実感。こういう国語の問題って、人とのコミュニケーションをとる際も必要だったりするよね。何を意図しているのか、とか、著者の考えは、とか。 「黒猫」は再読だが本当に好み。「箪笥」は行動の理由づけがないのが奇妙で怖い・・・村上春樹は相変わらずうざい。

  • カラス

    小説のアンソロとして購入。この本に限らず言えることだが、学生向けの教材はやたらコスパがいい。この本もたった千円だった。しっかりした解説付きの小説アンソロと考えると、なかなかお得。ただ思ったのは、小説の読み方や鑑賞のポイントを大まじめに解説している文章を読むのは、なにか鼻白ませるものがあるなということ。正直、ちょっとだけばかばかしく感じてしまった。また、設問とその答えに関しても時たま首をひねることがあり、小説を教材とすることの難しさを感じさせた。

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