医療情報セキュリティマネジメントシステム(Isms)

目次 : 第１章　医療情報セキュリティの概説（健康情報の安全で確実な共有と交換のための情報セキュリティ/ 医療情報セキュリティをマネジメントするために/ 国際規格としてのＩＳＭＳとその歴史、そして保健医療分野へ/ 保健医療分野におけるプライバシーと個人情報保護法/ まとめ）/ 第２章　ＩＳＭＳ規格の概要―ＩＳＯ／ＩＥＣ２７００１とその周辺（ＩＳＭＳの実践/ ＩＳＭＳの確立/ 導入・運用/ 監視及びレビュー/ 維持・改善）/ 第３章　保健医療分野でのＩＳＭＳ構築・認証取得の現状（ＩＳＭＳ制度の現状/ ＩＳＭＳ認証取得の目的とメリット/ ＩＳＭＳとＰＭＳの認証制度の比較/ 関連する規範/ ＩＳＭＳと他のマネジメントシステムの統合）/ 第４章　保健医療情報の高度利用とＩＳＭＳの活用（地域医療連携におけるＩＳＭＳの活用/ 医学研究分野へのＩＳＭＳの活用/ 産業保健分野へのＩＳＭＳの活用/ セキュアな保険医療情報の共同利用を目指して/ 地域医療・医学研究・産業保健活動の情報セキュリティの観点から内部監査を目指して）/ 第５章　ＩＳＭＳ構築とＩＳＭＳ認証取得機関の事例（放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院/ 徳島大学病院/ 芙蓉協会聖隷沼津健康診断センター/ 京都工場保健会）

【著者紹介】
紀ノ定保臣 : 岐阜大学大学院医学系研究科医療情報学分野教授。１９８３年、東海大学大学院工学研究科修了。１９８３年４月より東海大学医学部ＭＥ学教室助手、１９８９年２月より三重大学医学部放射線医学講座助手、１９９６年９月より京都府立医科大学放射線医学教室講師、１９９９年１０月より岐阜大学医学部教授、２００４年４月より岐阜大学大学院医学系研究科医療情報学分野教授、２００７年４月より岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科教授（併任）。医学博士、工学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）