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最果てから、徒歩5分 1 バンチコミックス

糸井のぞ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784107723291
ISBN 10 : 4107723291
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

死ぬ前に店主の夕雨子に会うため、自殺の名所から徒歩5分にあるオーベルジュを訪れた”すもも”。どうやらこの店には、自殺志願者が立ち寄るようで……!? がけっぷちのオーベルジュを舞台に繰り広げられる悲劇と喜劇のロマネスク。

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Book Meter Reviews

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  • しましまこ

    自殺の名所から徒歩5分のオーベルジュ。店員も客も訳ありばかり。続きが楽しみ。

  • 新天地

    自殺の名所に程近いオーベルジュ・ギルダを舞台に繰り広げられる人間悲喜劇。毒親を逃れた末にたどり着いた主人公のすももが働くこの店を訪れる客は、ブラック企業に心を病んだ男、スキャンダルにまみれた女優、三角関係に疲れた女等々。店員も客も訳ありだらけの中、生死の境で命の選択をする瀬戸際のドラマは、どこか滑稽さを感じさせる読後感を持たせる。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇」と言うが、誰かの人生を喜劇として笑いものにする事なく優しく微笑み迎え入れる。本作はものの哀れやえも言われぬおかしみを持っている。

  • もくもく

    「迷うにはここはすごくいい場所。なにせ死のうと思えばここから歩いて5分だもの」 自殺の名所から徒歩5分のオーベルジュ(宿泊付きレストラン)老紳士シェフと元ホストと記憶喪失元アイドルと、そこにやってきた母親との葛藤を抱えた主人公。死にたい人を救う、ではなく、選択肢が増えるまで時間をもたせる、というスタンスが素敵

  • 浜簪

    タイトル買いなんですが、とても良かったです。自殺の名所に建つ、泊まれるレストランに訪れる人々の話なんで、働いているスタッフは良い人達なんです。が、客もスタッフ何も抱えていないはずはなく…。一度、死を考えたからこそ、その後の選択が生まれることが、皮肉でもあり、希望でもありました。

  • みやしん

    死への一本道直前に躊躇するなら、ちょっと寄っていきんさい。最後の一線を越えようとする人へふと開ける選択肢の横道。

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