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時間の分子生物学 時計と睡眠の遺伝子 講談社学術文庫

粂和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065272459
ISBN 10 : 4065272459
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
粂和彦 ,  

Content Description

動物、植物、昆虫、細菌…地球上の生物はほぼすべて、24時間の生物時計をもっている。なぜ午前中は速く過ぎるのか?不眠症は人間だけではない?分子生物学が解き明かした生物時計(サーカディアン・リズム)の驚異のメカニズムから、時計とうまく付きあう方法まで、第一線の研究者が平易に解説。「生物はなぜ眠るのか」という最大の謎に挑む!

目次 : 1章 なぜ生物時計があるのか/ 2章 脳の中の振り子/ 3章 生物時計の部品の発見/ 4章 分子生物学が明かした驚異のしくみ/ 5章 不眠症のハエから睡眠遺伝子を探る/ 6章 睡眠の謎/ 7章 生物時計は睡眠をどう制御しているか/ 8章 睡眠研究の突破口―ナルコレプシー

【著者紹介】
粂和彦 : 1962年、愛知県生まれ。名古屋市立大学教授。分子生物学者・医師(睡眠学会睡眠医療専門医)。生物時計と睡眠のメカニズムを研究。内科医として睡眠障害の診療も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shomma

    時間生物学に少し興味をもっていたので、分子生物学研究の流れがまとまっていて面白かった。説明もわかりやすい。人間が宇宙に出ていく際の根幹的な科学の一つとなりそう。またこの本では特に書かれていなかったけれど「冬眠」とのつながりも知りたいので他書も探したい。

  • クレストン

    生物時計と睡眠の科学を研究している方による生物時計(サーカディアンリズム)をテーマにした本。現本は講談社現代新書。生物の時間に関する科学をたくさんの用語を交えて説明する。元は新書なのでボリュームは薄目のように感じる。ただ、たくさんの用語が並んでいるので知識がない人は普通に追うだけで大変に感じるよう思う。かくいう自分も追うだけで精一杯だったので再度読み返したい。

  • Sadahiro Kitagawa

    ヒトのほか、ショウジョウバエやマウスの睡眠の遺伝子レベルでの研究に関する本。どうして眠くなるのか、生物時計はどうやって24時間を刻むのかなど基本的な疑問を分かりやすく解明してくれる。 ところで、生物が眠くなる時、それは何か眠気を誘うホルモンなどが分泌されるのではなく、逆にオレキシンというホルモンが分泌されて覚醒するのだという。そしてこれがなくなるとまた眠くなる。

  • ウハタ

    文庫じゃなくて新書で読んだ。初めて知る事が多くて面白かった〜!太陽光や温度変化がなくても生物時計が約24時間で一日なのは何故かとか、考えた事もなかった。睡眠がそんなに謎だとは想像もしなかったなぁ。生物時計を働かせるのに、人間とハエで殆ど同じ遺伝子を使ってるというのは、よっぽど仕組みに無駄がないんだろうなって思った。断眠実験はちょっとエグい…。もうちょっとこの分野の本読んでみたいと思った。

  • すな

    分子生物学ってなに?というレベルの自分でも読めた。ページ数は200pなく、短い章が続くので概要をサクッと知ることができる。睡眠について興味があるので、ハエの話からそこに繋がっていくのか〜と楽しく読めた。最終章にあるオレキシンについての話はたまたま先に読んでいた「睡眠の科学 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか(ブルーバックス)」に詳しい。本著でも記載がある、発見者である櫻井氏が著者でオレキシン発見時のことなども書かれている(こっちは内容が専門的に寄ってる)

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