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クマ追い犬タロ

米田一彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338155052
ISBN 10 : 4338155051
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2001
Japan

Content Description

著者のパートナーだった犬が死んだ。15年間にわたってクマを助け、クマの被害におびえる人たちを助ける活動を支えた犬のタロが死んだ。中学生向。

【著者紹介】
米田一彦 : 1948年2月15日青森県十和田市生まれ。1973年秋田大学教育学部卒業。秋田県立鳥獣保護センターに奉職。1981年秋田県生活環境部自然保護課勤務。1986年同退職。ツキノワグマの調査研究に専念する。1989年広島県にて日本ツキノワグマ研究所を主宰。1998年オペル(ドイツ自動車メーカー)冒険大賞パイオニア賞を受賞。現在、NPO(特定非営利活動法人)日本ツキノワグマ研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • paf ❤︎

    タロの生涯を中心とした、他3頭の犬との山での暮らし。民家の生活と熊との共存のために「奥山放獣」を目指す熊追い人の筆者、同時に文を書く才能にもあふれている!「山に安易に入り込む者たちを鉄鎖の意志で縛る」等々、情景の浮かぶ詩的な表現や、「ザンパーン」と熊に名付けたり、ユーモアにも満ちている。タロ幼犬期の、容赦のない厳しいしつけ方には、現代なら多方面から非難を受けるだろうけど。そして表紙タイトル配置ゆえ、私の中では読むあいだずっと「クマ追い犬 ロタ」だったけど。もういいか、ロタで。

  • ハルマル

    熊追い人の著者と共に山へ分け入り、時には主人の危機を救ってきた犬のタロ。壮絶な命のやりとりと、人と犬の絆を、詩的な文章を交え描かれている。

  • 必殺!パート仕事人

    2001年出版です。1995年までに、それまでは食害の有るツキノワグマを捕獲・殺処分だったものを、山奥へリリースの流れに変えるべく活動をしたそうです。故郷を離れ、中国地方を転々としながら、ほとんどボランティアで。頭が下がります。が、今でも続く猟友会への労賃の少なさに繋がっているのかもしれません。熊は食料が少ないと受精卵の成長を止め、子を産まない性質があるとは知りませんでした。環境に影響を受けやすく、絶滅の危機にあると。文学的な表現と、訓練の厳しさの表現は抵抗があって、なかなか読み進められませんでした。

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