Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• TATA

  読了日：2025/11/21

  こんなに連日熊のニュースを見てると山のほうに行くことに些か抑圧されるような気分になる。こちらは2008年の著作、著者は熊の保護というか、環境保全の立場から語る。ただ、害獣としての熊は排除すべきとの立場は明瞭。その当時も今ほどではないまでも熊の被害が出てたようで今と照らしてなるほどなあと。熊の天敵は人間であるとしておかなきゃいけないということなんでしょうね。文章は少し読みにくいのですが、今の日本の状況を考えると深くのめり込んで読ませてもらいました。

• ムッタクロース

  読了日：2019/08/30

  クマの保全に関して、実際に保護活動に携わっている人が自身の体験に基づいて書いた本なのだが、クマへの肩入れがすごい…。クマ寄りの意見になってしまうのは仕方ないが、もう少し人命や被害についても触れて、その上で駆除と保全とを秤にかけてほしかった。 クマの異常行動について新たに気圧の変動という見地を導入しており面白いと思ったが、箇条書きのように事実を並べられている箇所が多く、読むのに苦労した。 クマについてはじめて知るという人よりかは、クマの保全について知識があり、実例をもっと知りたいという人が対象の本だと思う。

• やまべ

  読了日：2010/11/26

  引き続き熊シリーズ。内容そのものはなるほどと思わせるのだけど、あまりにも著者の心情がストレートに出過ぎていて、さすがに引いてしまう。文章も今ひとつ。専門的な文筆家が、この著者を取材してドキュメンタリーを書けばよかったのに、と思わざるをえない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します