「市民が主役」の原点へ

いまだからこそ原点に立ち戻った民主党の存在が必要だ。民主党新生への提言と決意。政治改革に情熱を燃やし、１９９６年の民主党結成から政策立案の中心メンバーとして奔走してきた政治家だからこそ語れる、民主党の必要性と再建の方途。

目次 : １部　民主党の現状（二〇一二年一二月総選挙惨敗の原因/ 民主党政権三年間を総括する/ 民主党はどこで変節してしまったのか）/ ２部　民主党の原点（民主党の目指したもの/ 原点回帰―結党の理念に立ち返る/ 二大政党制の意義―対立軸は何か）/ ３部　民主党の新生（民主党の課題/ めざすべき国のかたち/ 私の政治課題）/ ４部　対談・高野孟×簗瀬進「民主党再建案」

【著者紹介】
簗瀬進 : １９５０年栃木県宇都宮市生まれ。栃木県立宇都宮高校を経て１９７４年東北大学法学部卒業。１９７８年栃木県庁入庁、同年１１月司法試験合格。１９８１年栃木県弁護士会に弁護士登録。栃木県議会議員を経て、１９９０年２月第３９回衆議院議員総選挙旧栃木１区において初当選。１９９３年６月自由民主党離党、新党さきがけ結成に参加。１９９４年６月建設政務次官。１９９６年１月衆議院公選特委員長。１９９６年８月新党さきがけ離党、９月民主党結成に参加、初代政策調査会長。現在、民主党栃木県総支部連合常任顧問、民主党参議員比例区第１７総支部支部長、弁護士（栃木県弁護士会所属）、行政書士（栃木県行政書士会所属）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）