Product Details
ISBN 10 : 4758444226
Content Description
母代わりの了然尼が建立中の寺の庫裏になつめが越して初めて迎えた秋のある日、駿河で医者をしている兄・慶一郎が突然訪ねてきた。なつめが七歳のときに京の生家で起きた火事の夜以来、十余年ぶりの再会である。兄からは、両親が亡くなった火事の真相が明かされる。一方、京の菓子司・果林堂の御曹司で、江戸遊学中の長門からもたらされた寒天なる材料に興味津々のなつめ。世話になった照月堂を辞め、今後どのような菓子を作っていこうかと模索した後に辿り着いた道とは…。菓子職人を志した娘・なつめの物語、ついに完結。
【著者紹介】
篠綾子 : 1971年、埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第4回健友館文学賞受賞作『青の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で第12回九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著書に『蒼龍の星』『白蓮の阿修羅』『月蝕 在原業平歌解き譚』『酔芙蓉』『青山に在り』(第1回日本歴史時代作家協会賞作品賞)『岐山の蝶』『天穹の船』。主なシリーズに「更紗屋おりん雛形帖」(第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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坂城 弥生
読了日:2021/10/15
kagetrasama-aoi(葵・橘)
読了日:2021/09/01
あっちゃん
読了日:2021/10/21
むつこ
読了日:2021/11/24
えみちゃん
読了日:2021/08/07
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