Product Details
ISBN 10 : 4094071687
Content Description
江戸は下谷に薫風庵という風変わりな寺子屋があった。三百坪の敷地に平屋の学び舎と住まいの庵がある。二十人の寺子は博奕打ち一家の餓鬼大将から、それを取り締まる岡っ引きの倅までいる。薫風庵の住人は、教鞭をとる妙春という二十四歳の尼と、廻船問屋・日向屋の先代の元妾で、その前は遊女だったという、五十一歳の蓮寿尼、それに十二歳の飯炊き娘の小梅の三人だけ。そこへ、隣家の大造が寺子に盆栽を折られたと怒鳴り込んできた。おまけに、城戸宗次郎と名乗る浪人者まで現れて学び舎で教え始めると、妙春の心に、何やら得体の知れない思いが芽生えてくる。
【著者紹介】
篠綾子 : 埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。主な作品に、『青山に在り』(第一回日本歴史時代作家協会賞作品賞)、シリーズに「更紗屋おりん雛形帖」(第六回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
三代目 びあだいまおう
読了日:2024/07/24
タイ子
読了日:2022/08/19
DONA
読了日:2025/01/22
じお
読了日:2023/07/29
なおお
読了日:2023/06/25
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

