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サン・ピエールの宝石迷宮 傲慢な王と呪いの指輪 講談社x文庫

篠原美季

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065259542
ISBN 10 : 4065259541
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan

Content Description

サン・ピエール学院では、秋学期の終わりが近づいていた。そんなある日、ルネのもとに“女神”から銀細工の小箱が届く。箱の中身は赤縞瑪瑙の指輪だったが、ルネはうっかりその指輪を失くしてしまう。しばらくして、ルネと同室のアルフォンスのシチューから件の指輪が出てくる。生徒たちは「サモス王の呪いの指輪だ」と騒ぎ、アルフォンスが呪われたと噂するが…。少年たちのマジックファンタジー第2弾!

【著者紹介】
篠原美季 : 「英国妖異譚」でホワイトハート大賞“優秀賞”を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」さらに「古都妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミナ

    呪いの指輪の話。比べてしまうのは申し訳ないのだけど、『英国妖異譚』とかのシリーズだと自力解決できる、異界のものと交信できるから読んでいてすっきりする。こっちはバタバタして最後は偶然?理由も推測だと何だか不完全燃焼って感じになる。唯一無二のパートナーがいないところに違いはあるが、それはそれでもやもやする。我がままか。

  • みどり

    折角1巻で同室のアルと和解?相互理解?したのに、そこにまた夢のお告げで災難が。 ルネは過分に「古式ゆかしい日本人設定」(今ではこんな日本人男子高校生いないよね?というくらい)だから、こういう解決もありなのかな? 不思議なお話の部分だけではなく、友人たちとの距離感なんかも読んでいて楽しい。

  • 旅猫

    大人っぽく見えてもまだまだ子供の彼らの、謎と波乱に満ちた学生生活。結構大変な事態に巻き込まれているのに、どこかとぼけた感じのルネと、ルネに関しては癒し系のリュシアンに救われてほのぼのした読後感に。だって人気のない早朝、水からにょっきり生えた手からもらう小箱なんて、普通なら十分ホラーテイスト。アルも含めた3人を中心とした関係と賢者の石の謎がどう決着づくのか楽しみです。

  • kindle

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