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蒼天の王土 2 角川文庫

篠原悠希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041132715
ISBN 10 : 4041132711
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつて久慈島と呼ばれていた古代日本・九州。神の力を秘めた少年・隼人と、北久慈の覇者の子でありながら戦奴として育てられた剣の使い手、鷹士。運命的な出会いを果たした2人は失われた神宝を捜して旅をし、絆を深めた。島で繰り返される戦をなくすため、今度は大八洲にもあるという銅鉄の鉱脈を探しに、本州・秋津島を目指して海を渡る。だがその道中は、さらなる困難を極めて…。胸躍る和製古代ファンタジー、再び!

【著者紹介】
篠原悠希 : 島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。深い知識に裏打ちされた世界観と、いきいきとした人物描写が特長の実力派(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    久慈島で繰り返される争いをなくすため、大八洲のどこかにあるという金属の鉱脈を探しに、久慈島の東にある最大の島、秋津島を目指して隼人と鷹士が海を渡る第二弾。黒潮に乗って目指すは東海の美野、そして淡海、北陸、最高峰の不二の山へと向かう展開で、鷹士が複雑な想いを抱く因縁の相手との再会があって、美野での出会いが二人を少しずつ変えていって、苦難に遭いながらも仲間思いでどこまでも真っすぐな隼人と、少しずつ自分らしさを持ち始めた鷹士の成長が眩しかったです。そんな彼らがこれからどんな道を歩むのか続きを楽しみにしています。

  • みどり

    九州を出て、追っ手から逃れて、でもまだまだ旅は続くっていう感じで、本当に隼人が「神様」になってしまうのか、 続きが気になって仕方がない。

  • 常葉

    隼人や鷹士の悩みや葛藤を思うと辛いシーンが続いたが、初々しい場面もちらほら。前作であれ、意識してる?いや、隼人だし、深読みしすぎかも、と思っていた高照とのフラグがしっかり立っていて吃驚。そうか、数えで十四歳か。いや、だいぶ若いな?当時の平均寿命などを考えると妥当、なのかもしれないが。旅に困難はつきものとはいえ、命の危険と隣合わせすぎるし、やっぱり今作もはらはらさせられた。しかし、これは続きが出てくれないと不完全燃焼すぎますわ…。

  • niko

    この時代のファンタジーは問答無用で面白いですね。前半はつらい描写が続きますが、一巻目の後半から徐々に面白くなってきました。続きが楽しみです。読み終わってから『金椛国春秋』の作者だと気が付きましたが、面白さに納得です。他の本も読んでみたくなりました。

  • おたま

    隼人は相変わらずだが、鷹士がずいぶん変わったのが印象的だった。いい意味で。次巻は出るのかな? タイトルの『蒼天の王土』がどこを指すのかはよく判らなかった。やや強引に「蒼天の王」の「領土」と解釈してもその王が誰なのかがわからない…。まだ王は起っていないはずなのだが…

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