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自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門

箕曲在弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479394426
ISBN 10 : 4479394427
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「家族にとって血のつながりは大切」「“日本人”とは日本人の親を持つこと」「日本では宗教を信じる人はめずらしい」‥‥それって本当? 自分にとってのあたりまえが、実はあたりまえではなかったことに気づく。多様な人々と共に生きる、未来のための文化人類学入門。


【著者紹介】
箕曲在弘 : 早稲田大学文学学術院教授。1977年東京都生まれ。専門は文化人類学、東南アジア地域研究。ラオスのコーヒー産地を主なフィールドに、環境・開発・経済に関する研究を進める。2002年早稲田大学第一文学部卒業、2013年同大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。東洋大学社会学部准教授などを経て、2022年より現職。第12回アジア太平洋記念賞(井植記念賞)、第42回澁澤賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チャッピー

    文化人類学の入門書。表紙がかわいらしいイラストで気軽に読めそうで手に取った。思っていたよりは専門的で、まったくの初心者にはちょっとよくわからない‥と思うところもあった。まぁそれも自分の基礎教養のなさかな‥などと思いつつ、わかるとこだけ楽しんで読んだ。

  • よっち

    自分にとってのあたりまえが、実はあたりまえではなかったことに気づく。多様な人々と共に生きる、未来のための文化人類学入門。そもそも文化とは何か。集団と親族、「ウチ」と「ソト」を作る「資格」と「場」共有による集団の違い。生みの親と育ての親、父親の存在の意味と家族の血の繋がり。「負い目」を生み出す贈答と交換の文化。「穢れ」という概念と神聖なものとの共通性、就活に見る現代の通過儀礼、日本における宗教と宗教心、呪術と科学、日本人とは誰を指すのか、当たり前が違うことを知ることで見えてくるものがありそうな気がしました。

  • くるみみ

    書店にてわりと真ん中に平置きされている台を眺め、学問系で読みたい本があったな…と思いつつも思い出せず、ペラペラ手繰ったら読みやすさ前面推し。結果、読んでよかった!特に瞠目したのは第7話「呪術と科学」の中で「運」は中国の陰陽五行説に関する概念だということ。”神秘的な因果関係”枠なんだ。。。第3話「贈り物と負い目」もなんとなく気になっていたことだし、第5話「儀礼と境界」のなぜ就活はあんなにつらいのか?の設問にも惹かれ納得出来た。『文化人類学』について初歩の初歩でも知ることができて良かった1冊。

  • むた

    ちびちび読み進めてやっと読了。私達が常識とすら意識しないほど当たり前に信じているものが、実は当たり前ではなかった!親族や家族、宗教、呪術と科学、民族などの当たり前を文化人類学の観点から切り崩してくれる。150年ほど前に始まったとされる文化人類学のレジェンドたちが、何年にもわたるフィールドワークから得た知見をもとに示唆を与えてくれている。考えたのはその研究の成果を知った我々一人ひとりが何を考えるべきなのかということ。某国営放送の番組じゃないが、ボーッと生きてんじゃねえよ、と言われた気がした。

  • おさと

    わかりやすいよ。オススメ!当たり前は当たり前じゃないのだ。

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