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忘れられた日本の村

筒井功

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309226682
ISBN 10 : 430922668X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
筒井功 ,  

Content Description

狩猟とアイヌ語のマタギ村、出雲の阿国の「綾子舞い」を伝える北陸の芸能村、天皇の即位に麻の礼服を貢納し続ける山奥の村…限界集落など、長い歴史の残る、七つの不思議な村の探訪紀行。宮本常一「忘れられた日本人」を今に引き継ぐ民俗誌。

目次 : 第1章 出雲国の水晶山と「たたら村」/ 第2章 マタギは、なぜアイヌ語を使っていたか/ 第3章 断崖の漁村「御火浦」略史/ 第4章 雪深い北陸「綾子舞い」の里/ 第5章 大分県「青の洞門」の虚と実/ 第6章 阿波山岳武士の村と天皇家を結ぶ糸/ 第7章 地名と村の歴史―千葉県・丁子から

【著者紹介】
筒井功 : 1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続けている。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • FOTD

    旅先で偶然知った地名の歴史に思いを馳せることがある。今はどこに行っても駅前にハンバーガー・チェーン店とコンビニがあって街の個性がなくなってしまったが、まだこの本に記載されたような村は点在している。やがて消えてしまうかもしれないが、その存在を知ってとても嬉しい。 この本を読んで行ってみたい場所が増えた。

  • 真朝

    ちょっと難しいというか途中で飽きてしまって流し読みしました。 それでも色々知らない事が知れたので良かったです。

  • ひねもすのたり

    宮本常一の『忘れられた日本人』へのオマージュ第二弾。初版は2016年。 著者がレポートするのは正史が取り上げないアウトサイダーの民俗学。 本書には7つのレポートが収められていますが、徳島の限界集落と皇室との関係を紐解く『阿波山岳武士と天皇家を結ぶ糸』が印象に残りました。日本っていろんな意味で奥深いなぁ〜と思わせてくれます。 76歳の著者は軽自動車で車中泊をしながら フィールドワークをされているようです。車中泊やソロキャンプの動画がひしめくYouTubeにその活動をあげたらバズるかも・・★4

  • ゆうゆう

    知らない事が多すぎる自分に愕然とする!玉鋼の需要が戦争で増え、終戦と共に姿を消し24年後に日刀保たたらのみの創業だとか、アイヌの言葉、古来の言葉が地名の本当の意味を示すとか、ベツ、ナイは川、ゴロウ、ゴウラは岩がゴロゴロした土地、菊池寛の青の洞門、香取神社、延喜式…勉強不足だ。日本、広いよ…

  • Nwshina

    二時間ほどで読了。日本の村から、地名の由来すら忘れらてしまうほどの過疎地域などを中心にした本。秘境とか忘れられた村とか、そういう言葉に惹かれてしまうのは僕だけではないはず。全国各地から選んで掲載、それでもやっぱり中部四国が中心なのはなんとなくわかるのだ。おすすめは、『青の洞門』の大分とか千葉県丁子のあたり。『そういう経験を繰り返すたびに、日本はアメリカやロシアより広いのではないかと感じることもあった』…広いって意味が凄く深く感じる一文。歴史って奥が深くてやっぱりおもしろいなぁ。深い歴史、晦冥を明かす一冊。

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