Books

ちくま評伝シリーズ (ポルトレ)小泉八雲 日本を見つめる西洋の眼差し シリーズ・全集

筑摩書房編集部

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480766311
ISBN 10 : 4480766316
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

帰るべき故郷のない男が、世界各地を転々とした末に遠く異国の地に見出した安らぎとは?

目次 : プロローグ さすらい人の二つの旅/ 第1章 パトリックからラフカディオへ/ 第2章 辣腕記者ハーン/ 第3章 島から島へ/ 第4章 松江の幸福/ 第5章 「振り子」の日々/ 第6章 東洋でも西洋でもない夢/ 巻末エッセイ「むじな、または顔のない人」赤坂憲雄

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ロア

    この本を読み終わった日の夜、小泉八雲とその家族たちと一緒に過ごしている夢をみました(っ*´ェ`*c)そして、明治維新はやはり過ちだったのでないかと思ったよ。

  • Sakie

    ラフカディオ・ハーン評伝。著作や書簡から心情も読み解く。ところどころ挟まれる所感も押しつけがましくなく、読みやすい。これによってイギリスを離れて各地への流浪生活、日本に来ることになった奇遇、日本人帰化へ経緯など、「日本の面影」の背景を埋めることができた。また、ハーンが暮らした時代の日本が、いかに日本人の価値観が変わる直前、江戸を色濃く残したラストチャンスだったかがわかる。江戸以前を自ら侮蔑する日本人を批判したという。『土地に恋する天才』、『言葉の画家』のようなキャッチフレーズがハーンをよく表して好い。 

  • joyjoy

    八雲の気性がよく分かる評伝だった。またプロローグに、八雲の作品を読むときの注意点として「八雲があまりに日本をほめるので、日本人がすっかり良い気分になってしまう点」を挙げてあったのは、その通りだな、とハッとさせられた。自分も、彼による我がふるさと礼讃的記述に酔っていたところがあったなと反省。そして、彼の日本に対する気持ちが「振り子」のように揺れていた様子も書かれていたのがよかったし、「門づけ」のエピソードのあと帰化の決意を固めたという話も心に残る。八雲作品、まだまだ読んでみなくては。

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私−図書館》読んでいて、切なかったのは、松江と違い、八雲先生は、熊本が好きではなかったということ。

  • つくし

    日本に帰化した西洋人。時代を思えばその奇異とも言える視点に驚かされるばかりで、日本に生きていながら自国の魅力を見落としている自分に気づかされます。神道に共感し、お社や注連縄ではなく周囲の木々に神性を感じたというところがなんとも。そこにたどり着くまでの話も、その後の苦悩や行き着く先も、読みやすいながらも人生の重さを覗き見ることのできる評伝でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items