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天気と気象についてわかっていることいないこと

筆保弘徳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860643515
ISBN 10 : 4860643518
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

気象学のフロンティアから、何が見えるのか。そして、気象学はどこへ向かうのか。「天気予報が当たらない」と思っている人にこそ読んでもらいたい!竜巻を追いかける人、天気を知るために水の動きを調べる人、ゲリラ豪雨予測に挑む人…。天気予報が届くまでには、私たちの知らないドラマがあります。7つの話題をとおして、最先端の気象学に迫る。

目次 : 第1章 温帯低気圧の研究/ 第2章 台風の研究/ 第3章 竜巻の研究/ 第4章 集中豪雨の研究/ 第5章 梅雨の研究/ 第6章 水循環の研究/ 第7章 天気予報の研究

【著者紹介】
筆保弘徳 : 1975年生まれ。横浜国立大学教育人間科学部准教授、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科主指導教員、慶應義塾大学理工学部非常勤講師。専門は気象学

芳村圭 : 1978年生まれ。東京大学大気海洋研究所准教授。専門は同位体気象学。文部科学大臣表彰若手科学者賞など受賞

稲津將 : 1977年生まれ。北海道大学大学院理学研究院准教授。専門は気象学

吉野純 : 1976年生まれ。岐阜大学大学院工学研究科准教授。専門は気象学・気象工学。土木学会海岸工学論文賞など多数受賞。大学初で唯一の気象予報業務を実施中

加藤輝之 : 1964年生まれ。気象庁気象研究所予報研究部室長、筑波大学大学院生命環境科学研究科教授(連携大学院)。専門は大気力学とメソ気象学。気象学会山本・正野論文賞など多数受賞

茂木耕作 : 1976年生まれ。海洋開発研究機構研究員。専門は気象学

三好建正 : 1977年生まれ。理化学研究所計算科学研究機構データ同化研究チームリーダー、米国メリーランド大学大気海洋学部客員教授。専門は数値天気予報とデータ同化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雲をみるひと

    六章で構成される気象に関する研究の紹介本。各章毎に執筆者が異なるオムニバス方式で各論が述べられているからか紹介されている内容に濃淡はあるが、概ねわかりやすい。第一章の温帯低気圧など単独テーマの本にしてもよいと思えるくらい面白い章もあった。

  • Humbaba

    その世界にどっぷりつ浸かることは、良い面もあるが悪い面もある。専門的に考えすぎると、知識に縛られて素直な考えができなくなる。言われてみれば納得できる理論であったとしても、一度盲点に入ってしまうと専門家の力ではそこから脱することは難しくなる。

  • ぼのまり

    温帯低気圧、台風、竜巻、集中豪雨など最近世の中を騒がせている気象変化についての科学者の研究状況がわかりやすく解説されている。私的には、水循環の解析に水の同位体を使うという発想に目から鱗だった。異常気象というけれど、実のところ人間の定義した「常」が間違っているのかもしれないな。

  • youmaysay

    ちょっとしたきっかけで気象について調べ始めて手に取った本だが、とてもおもしろい本だった。わかっていることだけじゃなくて、わかっていないことがきちんと書かれていることで、知的好奇心が刺激される。サイエンスの魅力ですね。

  • スプリント

    学術的なところは少々手に余って理解ができたとは言いがたいのですが、各章を担当している研究者がなぜその研究に取り組んでいるのか、研究するということの面白みはなにか。という視点で書かれたコラムは面白かったです。本編では第5章の梅雨の研究が書かれている内容もわかりやすく面白かったです。

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