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よみがえる鉄道文化財 交通新聞社新書

笹田昌宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784330561158
ISBN 10 : 4330561158
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan

Content Description

鉄道文化財は、すべてが最初から歴史的価値を見出されていたものばかりではない。なかには歴史的価値を否定され、廃棄物として処分されかけた車両や施設などもある。しかし、そのような状況から市民の手で救い出され、磨き上げられたとき、それは一転して鉄道文化財としての輝きを放つようになった。ゴミとして山のように積まれていた国鉄コンテナが、1個3000円で買い取られ、のちに「鉄道博物館」に展示された話など、小さなアクションが大きな鉄道文化財を残すことにつながった、日本および海外の事例とその舞台裏を、人間ドラマを交えながら紹介する。

目次 : 第1部 鉄道文化財が直面する“厳しい現実”(頑強そうに見えて、色々な意味で脆い鉄道文化財/ 鉄道文化財を処分することは簡単なのか?/ 保存から一転、廃棄物として消えた車両たち/ 鉄道文化財の命運は、社会情勢がカギを握る)/ 第2部 鉄道文化財を掘り起こす!(すべては時間との勝負/ 掘り起こせ、鉄道文化財!/ 第3章 鉄道文化財の掘り起こし、海外の現場を見る/ 第4章 鉄道文化財の掘り起こし、これからを見つめる)

【著者紹介】
笹田昌宏 : 1971年生まれ。医師、作家。第10回旅のノンフィクション大賞受賞。鉄道文化財を市民の立場から守るボランティア団体・ふるさと鉄道保存協会の副理事長を務め、各地に講演や支援に出向いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やまほら

    主として鉄道車輌の保存に失敗した話と、成功した話。私は鉄道が好きなので、できるだけ保存してほしいとは思うけど、一般的に何をもって「貴重」とするかは難しい。

  • takao

    ふむ

  • ぞだぐぁ

    飛行機の保存について何冊か読んでいて ・大きいので屋外で展示されがち ・乗り物なので中に入れる展示にされがち ・車と違って動かすのに制限があるので、個人で動態保存するのが難しい と言うような共通項があるので当てはまること、はまらないことなど考えながら読んでいた。

  • るりねこ

    なくなってしまえばそれで終わり。今後どうなっていくのかむつかしいところ。

  • ほっちゃん

    鉄道文化財と題されているが、内容は車両に関することのみだった。鉄道文化財とは、車両に限らず、鉄道に関連する施設や機材等も含まれるので、そちらについても触れて欲しかった。本書では車両の在姿状態での保存に拘っているようだが、何もそれだけが鉄道文化財の保存ではなく、部品や関連資料の保存もひとつの方法なので、様々な制約の中で折り合いをつけた形での鉄道文化財保存を考えておく必要があると思う。

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