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薔薇はシュラバで生まれる -70年代少女漫画アシスタント奮闘記-

笹生那実

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781618555
ISBN 10 : 4781618553
Format
Books
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アシスタントが見た!名作誕生の瞬間!!

美内すずえ先生、くらもちふさこ先生、樹村みのり先生、三原順先生、山岸凉子先生etc……、
数々の名作を生み続けるレジェンドたちーー、の元でかつてアシスタントをしていた著者の、とんでもなく貴重な体験を描いたコミックエッセイ。
美内先生との初対面と、想像を絶するシュラバ。才能ある若き漫画家たちの知られざる努力とこだわり。
あの作品のあのエピソードの誕生秘話など、少女漫画好きなら身悶えする様なお話がたくさん!

若き先生方と若きアシスタントたちの、血と汗と涙と喜びの青春時代を綴ります。

目次
1章 職場はシュラバ
2章 アシスト放浪スタート!
3章 シュラバの真実
4章 さらばシュラバ

著者プロフィール
笹生那実 (サソウナミ) (著/文)
笹生那実:1970年代に「笹尾なおこ」名義にて別冊マーガレットでデビュー。その後、「笹生那実」として、様々な雑誌で活躍。現在は、同人サークル「ひつじ座」を運営。

【著者紹介】
笹生那実 : 高3の時「笹尾なおこ」名でデビュー。その後アシスト生活をしながら「笹生那実」或いは「さそう・なみ」として作品発表。30代で漫画家引退後、40代から20年ほど同人誌活動していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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アシスタント先の各作家さんに合わせて、こ...

投稿日:2021/04/09 (金)

アシスタント先の各作家さんに合わせて、この漫画自体の絵柄が変わるのが面白くナイスアイデア!どの作家先生の話も貴重な驚きと楽しさで一気に読んでしまった。世間的にはあまり語られることのない樹村みのり先生ファンは必読。

イエナ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kei-zu

    「このマンガがすごい」第3位。気になりながらも、少女漫画にはうとく手が出せないでいました。 ところが読み始めると面白い。少女漫画がその表現領域を大きく広げていく過程における当事者の証言はスリリングです。 青春もの、お仕事ものとして読んでも楽しい(^^

  • かんけー

    読了♪毎日新聞の石川じゅんさんのマンガコラムで知った本作♪コミックエッセイに名を借りた?70年代少女漫画アシスタント奮闘記(^.^)マンガ家さそうなみさんが当時の絵柄でしかも?担当の先生の絵を忠実に再現しててそれが又スゴいと!「ガラスの仮面」で有名な美内すずえさんを中心に据え、くらもちふさこさん、和田慎二さん、柴田昌弘さん、山岸涼子さん、木原敏江さん、三原順さん、etc 〜?あの頃のビッグネームがぞろぞろと出て来て仰天!薔薇は修羅場で生まれる?特に少女漫画界は横の繋がりが強く、アシスタントの連鎖でそっち→

  • bura

    70年代から80年代の少女漫画家、身内すずえ、くらもちふさこ、樹村みのり、三原順、山岸涼子等々の先生たちを支えたアシスタントたち。その締切前の「修羅場」の世界を描いた笹生那実のエッセイ漫画。様々な漫画家のアシスタントを経験した作者の無茶苦茶だった現場の世界がとても楽しく表現されている。辛い現場だが仲間とおしゃべりしたり、共同制作をしている嬉しさもあったのだろう。昭和の時代の夢物語のようだ。それぞれの漫画家たちの顔がそのタッチで描かれているのもアシスタントならではの技である。

  • ぐうぐう

    サブタイトルにあるように、1970年代に数々の大御所漫画家達のアシスタントを経験した著者による、回顧エッセイ漫画。大御所とはいえ、美内すずえも山岸凉子も樹村みのりも、当時は若手漫画家なのだ。だからこそのエネルギッシュな現場は、徹夜は当たり前、食事もロクに取らず、数日は帰宅できずの、まさしく修羅場にふさわしい。けれど、やたらと明るいのがいい。三原順のカンヅメ現場の証言は貴重だし、山岸凉子の独特なフキダシ誕生秘話、そして名作「天人唐草」作画舞台裏など、読みどころ満載だ。(つづく)

  • shikashika555

    なんて早くデビューして なんて早く作品を世に出していたんだろう。 14歳でデビュー、高2で現役の漫画家、大家と呼ばれる人達は20代前半までの若さ! あれほどのストーリー性を持つ作品を その年齢で世に出していたのか。 『天人唐草』の主人公が30歳という点に驚く。 あの頃と今じゃ30歳という年齢の持つ社会的意味が大きく違う。 そして10代の女の子をアシに呼んで連泊なんて、今じゃ到底無理ではなかろうか。 70年代漫画家を高速で一覧できるような本でした😄

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