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所轄魂 徳間文庫

笹本稜平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198938413
ISBN 10 : 4198938415
Format
Books
Release Date
June/2014
Japan

Content Description

女性の絞殺死体が公園で発見された。特別捜査本部が設置され、所轄の城東署・強行犯係長の葛木邦彦の上役にあたる管理官として着任したのは、なんと息子でキャリア警官の俊史だった。本庁捜査一課から出張ってきたベテランの山岡は、葛木父子をあからさまに見下し、捜査陣は本庁組と所轄組の二つに割れる。そんな中、第二の絞殺死体が発見された。今度も被害者は若い女性だった。

【著者紹介】
笹本稜平 : 1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』(中央公論新社)で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、重厚で緻密な警察小説を構築する実力作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はつばあば

    面白いです。息子は警察庁のキャリア。オヤジさんも警視庁の刑事だったが奥さんに死なれて、所轄へ移動。所轄と警視庁の軋轢はどの作家さんも書かれている。それだけ上下関係がきついのか。よくできた息子が帳場の管理官としてやってきた。これまたクサレ13課の山岡が本庁から手下を連れてやったきた。本庁の山岡とオヤジさんを軸とする定年まじかの所轄の面々との対立。息子を信頼しつつも心配するオヤジさん。又、オヤジさんを養護する息子。高飛車な行動が冤罪を生まなくてよかったと検事も山岡も心からホッとしただろう。次の失踪都市は未購入

  • kei302

    じりじりじりじり、あ―もどかしい。遅々として進まない捜査。被疑者は確定しているのに、決め手に欠ける。そして、冤罪かもしれない。もどかしい思いで読み続ける。ドラマのような仕上がりで、まあ、実際は、検察が決めた方針に逆らうのはムリだよね。冤罪を阻止せよ!所轄魂炸裂。面白かった。

  • BlueBerry

    スタンドプレーに走る警視庁の犯罪課の中堅刑事。彼を取り巻く上司や所轄の刑事達とのイザコザがメインのお話ですね。推理小説とゆーよりも人間ドラマ的な感じが強かったように思います。割と読み易いとは思ったけれど、それ程引きこまれなかったので思ったよりも時間が掛かったような気がします。序盤○中盤○ラスト○

  • 森オサム

    所轄魂シリーズ第一弾。所轄署の係長である父親の上司として、キャリア官僚である息子が管理官としてやって来る。この設定は新鮮。本作は、特別捜査本部での推理や人間関係の駆け引きがメインで描かれ、帳場の進むべき方向を決める立場の人たちの、苦悩や葛藤、苛立ちみたいな物を丁寧に描いた作品でした。ただこの息子が良い子過ぎる!。親父を尊敬している、親父みたいに頑張りたい、と再三繰り返す。このむず痒さを素直に受け取れれば、素晴らしい親子関係にもらい泣き、こんな奴おらんやろ、と思えば興ざめ。さあ、みなさんはどうでしょうか?。

  • papako

    面白かった!所轄の刑事の父とキャリアで管理官の息子が同じ事件に挑む。まぁ、所轄と捜査一課の対立というありがちなものも、父子が絡むと一味違った。事件の謎も引き込まれ、最後まではらはらしました。この作家さんは陰謀とか組織とかより、こういう人間ドラマが面白い。さっそく次の巻も買っちゃいました。親馬鹿が爺馬鹿になるのかしら。

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