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修験の里を歩く 北信濃小菅

笹本正治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862150639
ISBN 10 : 4862150632
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2009
Japan

Content Description

かつて修験の里として知られた信濃小菅山の景観を通じて、自然と信仰の織り成す歴史を読み解く。また国の選択無形民俗文化財に指定された「柱松行事」について考えることで、日本の祭礼の特質の一端に迫る。

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Book Meter Reviews

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  • イツシノコヲリ

    小菅山の景観と歴史、そして麓の集落の人々が密接に関わる柱松柴灯神事について触れられている。中世では、戸隠山や善光寺と同じように霊場として栄えたが、武田氏の放火において衰退したとされる。その後、上杉氏によって再興はされたが転封により、元隆寺の力は衰えたとされる。中世の修験の色をよく残すとされる柱松柴灯神事は見せ物的な性格が強く、近世において馬市などで人を呼ぶために大々的に祭を行ったとされることが興味深い。村人が主催することで廃仏毀釈の影響も受けずに現在まで存続したという。

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