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人を壊していく上司(仮)

笹山尚人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334036942
ISBN 10 : 4334036945
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan

Content Description

数多くの労働事件に携わってきた弁護士が、豊富な実例に基づき、パワーハラスメントの実態、法的な視点、具体的対策などに触れ、今後の社会のあり方を考える。

目次 : 第1章 言葉の暴力―パワハラの典型例/ 第2章 パワハラ判定の難しさ―「証拠」はどこにある?/ 第3章 長時間労働はパワハラか?―「名ばかり管理職」事件/ 第4章 そもそも、「パワハラ」「いじめ」とは何か―法の視点で考える/ 第5章 パワハラのパターン1―労働契約を結ぶ際の嫌がらせ/ 第6章 パワハラのパターン2―再び、言葉の暴力を考える/ 第7章 パワハラのパターン3―仕事の取り上げ、本人にふさわしくない仕事の強要と退職強要/ 第8章 「退職強要」をどう考えるか―「見極め」が肝心/ 第9章 では、どうするか―問題を二つに分けて考える/ 第10章 精神疾患を発症した場合の労災認定―文字に残すことの重要性

【著者紹介】
笹山尚人 : 1970年北海道札幌市生まれ。1994年、中央大学法学部卒業。2000年、弁護士登録。第二東京弁護士会会員。東京法律事務所所属。弁護士登録以来、青年労働者や非正規雇用労働者の権利問題、労働事件や労働運動を中心に扱って活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 佐々陽太朗(K.Tsubota)

    パワハラや退職勧奨を受けたとする労働者側にたった解説。副題に「何がアウトで、何がセーフか」とあったので、そのあたりの解説が読みたかったのだが、著者の立ち位置として労働者側に立ってしまっては「アウト」ばかりとなり、そのあたりを論ずるのは無理というもの。だからといって、本書に書かれていることが間違っているわけではない。このような見方があることは経営者側として十分知っておくべきだろう。とはいえ、あまり参考にならなかったというのが率直な感想。

  • おさむ

    パワハラ裁判にとりくむ弁護士の著書なので、具体例が豊富でとても実践的です。世の中には信じられないくらい下劣でひどい言葉を他人に浴びせる事例がたくさんあると言う。それ故に深刻な精神疾患にもつながりやすい。パワハラとは生命と生存の問題として理解すべき。また、パワハラは特定の個人に還元されるべき問題ではなく、職場の問題。予防には「教育」が不可欠である。財務事務次官のセクハラでは録音データが威力を発揮しましたが、著者も、被害の立証の為に音声記録の収集を奨励しています。

  • ネギっ子gen

    青年労働者や有期契約労働者の権利問題、労働事件や労働運動を中心に活動している著者が、豊富な実体験に基づき、その実態、法的な視点、具体的対策等に触れながら今後の社会のあり方を考察した書。<私は、「労働法を上手に使う」ことが解決のための一つの方法である確信している/「派遣切り」も「ブラック企業」も、そして「パワーハラスメント」も、経営者が労働法を守らず、正当に使用せず、正当に活用しないということが問題の原因の一つとなっている/労働法を上手に活用することこそが、解決の一つの方策になる>と、弁護士の著者は力説。⇒

  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    それ、パワハラです〜何がアウトで、何がセーフか〜。笹山尚人先生の著書。力関係で優位な立場にある人間が弱い立場の人間に対してで暴力的で傲慢で乱暴、意地悪な言動や嫌がらせをすることがパワーハラスメント、パワハラ。パワーハラスメント、パワハラは要するに弱いものいじめと同じで、人間として最も卑劣な行為。そんな卑劣人間には断じてならない、パワハラやセクハラをする卑劣人間は断じて許さない。そういう空気を作ることが問題解決の第一歩になるのかも。

  • おたま

    パワハラについての理解を深めるために『モラルハラスメント』に続いて読んでみた。著者はこれまで労働問題に関わってきた弁護士で、非常に豊富な実例からどういうときにパワハラと認められるのか、認められたらどう対処するのかを述べている。特にパワハラの線引きをするときに、労働契約→安全配慮義務→就業環境調整保持義務が発生する点について、よく分かる。また「人格権」や「被害者基準の基準論」という考え方もよく分かる。パワハラに対処する有効な手段として労働組合(ユニオン)に加入したり、結成したりすることを提唱している。

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