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ISBN 10 : 4044081077
Content Description
訓読みは、発音も概念も文法も全く異なる中国語の漢字を受け入れ、それを大和言葉で読むことに始まった。以来、日本人は、漢字の読みとしてだけでなく、英語や洋数字、さらには絵文字を日本語に取り入れる際にも、訓読みの手法を発揮した。日本人が独自の感性による創造を加えながら、各時代の中で発展させてきた訓読みは、今も自在に変容し続けている。そのユニークな例を辿り、豊かで深遠な日本語の世界に分け入る。
目次 : 第1章 訓読みの歴史/ 第2章 音読みと訓読み/ 第3章 多彩な訓読み/ 第4章 訓読みの背景/ 第5章 同訓異字のはなし/ 第6章 一字多訓のはなし/ 第7章 漢字政策と訓読み/ 第8章 東アジア世界の訓読み
【著者紹介】
笹原宏之 : 1965年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部で中国語学を専攻、同大学院文学研究科では日本語学を専攻。博士(文学)。早稲田大学社会科学総合学術院教授。経済産業省の「JIS漢字」、法務省法制審議会の「人名用漢字」、文部科学省文化審議会の「常用漢字」の改正にも携わる。『国字の位相と展開』(三省堂)により第35回金田一京助博士記念賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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モリータ
読了日:2022/07/04
isao_key
読了日:2015/06/28
shou
読了日:2015/02/25
HMax
読了日:2016/05/14
endocco
読了日:2014/05/27
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