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琥珀色の騎士は聖女の左手に愛を誓う 角川文庫

笹井風琉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041155233
ISBN 10 : 4041155231
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

魔獣討伐を担う黒騎士クウィルは、ある日突然、聖女リネッタの婚約者に選ばれる。聖剣の加護で国を守り、民の信望厚い彼女に対して、クウィルはいわくつきの出自だ。訝しむも打算から話を受けるが、リネッタは聖女の役目の代償として感情を失っており、美しいが何を考えているか分からない人形のようだった。彼女との関係に苦戦するも、次第に心惹かれていくクウィル。だが国に隠された忌まわしき秘密が2人を引き裂き…。第9回カクヨムWeb小説コンテストライト文芸部門大賞。

【著者紹介】
笹井風琉 : 兵庫県出身、京都府在住。小説投稿サイトを中心に活動し、2024年、第9回カクヨムWeb小説コンテスト〈ライト文芸部門〉大賞とComicWalker漫画賞をダブル受賞。2025年、受賞作である本作にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しぇん

    おぉ。色々詰め込んでるなーと。最後明かされた天然だけでなかった思ったより黒い聖女の本音が面白かったです。だから強いのかな?とも。騎士側も血筋と能力盛ったなーと思ったら、まさか友達とかまで盛って来るとは驚きでした。魔物の王とかまで出てきて最後どこまでいくのか?とか思ってしまいました。聖剣の不穏さは割と中盤から出てましたが、想像より酷い存在でしたね

  • L_apis

    面白かったー!お務めのために感情を封じられた元聖女と曰く付きの黒騎士のお話。黒騎士クウィルの朴訥さと元聖女リネッタの感情の乏しさが相まって噛み合わない感じで訥々と始まるけど、感情が表に出始めてクウィルがリネッタに惹かれ始めるあたりから可愛さが増して面白くなってきた。歴史と聖女と聖剣に関する部分は、このページ数だと詰め込みすぎかな〜って気もするけど、クウィルとリネッタの周りの登場人物の関係が良くて楽しかった。できれば全3巻くらいのボリュームでもっと詰めた内容で読みたかったな。

  • 色素薄い系

    基本ヒーロー視点だったのが意外でした。次代の聖女が現れるまでの不在期間なんかも変だなぁと思っていた事が後半効いていたと思います。リネッタも搾取されて終わるつもりはないと一矢報いようとしていたり守られヒロインではなかった所が良かったです。序盤嫌なやつっぽかったマリウスが非を認めて味方になってくれたのは予想してなかったので思ったよりいいやつじゃんと評価が変わりました。ガッツリファンタジー世界で溺愛物ではないのでそのジャンルに飽きた人にはいいかもしれない。

  • うーん。テンポがイマイチ。それとところどころ下卑た表現が入るのがちょっと嫌ですね。ロマンスなファンタジーというには息苦しいもので、それが物語の濃さや重みに繋がってるわけではなく、ただ不快感不愉快を与えているだけなのではないかと。それと締め方が割と最低で、どうしてめでたしめでたしでスッキリ終わらせないのかが甚だ疑問である(一年待たせる必要性あります?)。まあこの続きありきというのは昨今エンタメ小説全般に起きつつある悪癖ですがね……。良いと思える部分が最後で全部吹き飛びましたよええ。相性は酷く悪い。

  • 愛華

    話は面白く読んだ。しかし続かないなら本は手元に残しておかなくてもいいな、くらい。ちゃんとした恋愛も戦闘も魔法もあるファンタジーだった。

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