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救急車が来なくなる日 医療崩壊と再生への道 Nhk出版新書

笹井恵里子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140885949
ISBN 10 : 4140885947
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

救急車の現場到着時間が年々延び続けるなかで、搬送される高齢者は増え、医師不足は避けられない―。それでもこの国の救急医療を維持していくために、いったい何が必要なのか?都心の大病院から離島唯一の病院までを駆け巡ったジャーナリストが、私たちの安心・安全が崩壊していく実態を生々しくレポート。救急医たちの偽らざる本音に、救急医療再生のヒントを探る。

目次 : 第1章 2025年、救急医療崩壊(119番ではもう助からない/ 患者が選別される時代へ ほか)/ 第2章 崩壊をどう食い止めるか(日本独自の救急医療体制/ 「救急科専門医」という職業 ほか)/ 第3章 救急医たちのリアル(救急現場に集まる社会的弱者/ 「死に際」に悩む患者たち ほか)/ 第4章 現場から見えてきた希望(押し寄せる患者をどう受け入れるか/ 地方で進化を続ける救急医療 ほか)

【著者紹介】
笹井恵里子 : 1978年生まれ。ジャーナリスト。日本医学ジャーナリスト協会会員。「サンデー毎日」編集部記者を経て、2018年よりフリーランスに。医療健康ジャンルを中心に精力的な取材を続け、週刊誌・月刊誌で多くの記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    事故や急な病気になったときとにかく119番で救急車を呼んで病院に行く。といのが当たり前だったことがこれからいやすでにそんなシステムが崩壊し始めていることを知った。搬送される高齢者の増加、受け入れるがわの病院の医師不足など難題が山積みのようであう。救急体制でいざ病院についたものの当直の医師は専門ではない医師しかいないこと、手術しようにもスタッフ不足他。これから団塊の世代が75歳を、むかえようとしている。問題は今以上の深刻になってくるようだ。同時に救急を担当する医師の疲弊も伝わっていた。図書館本

  • 活字の旅遊人

    2021年1月上旬に著者の記事がプレジデントオンラインで紹介された。ヤフコメでかなりのコメント数を集めていたが、著者自身が丁寧にそれらにコメントを返していた。否定的なものにも反論していた。その姿勢に関心するとともに、心配になった。ヤフコメにまともに当たるとは、、心が持たないのでは?ということで著作を読んでみた。合間時間に読了できる。「私たち患者にできること」というまとめ方には好感を持った。医療側(制度を作る人と現場の人それぞれ)への提言もまずまず納得。ベテランより研修医の方が丁寧なのも多くの場合は正しい。

  • zoe

    お医者さんの声が随所に示されている。著者はER制を主張。しかし、日本ではまだまだ。救急担当医師にメリットが欲しい。救命救急士が初期介入することで、医師が治療に専念する時間にあてる。働き方改革はやむなし、実働減少による技術低下をカバーする施策が要。ドクターヘリとドクターカー。受け入れ率を見える化すると、結局何処も忙しく、何処かが楽している訳でなく、皆頑張っているから自分らも頑張ろうという気持ちになった。リアルタイムで近隣の受け入れ状態が分かれば、現場での受け入れ判断がもっとしやすくなるかも。

  • ごへいもち

    難しい問題。後半はルポ、こんな例ばかりではないだろうが困難な仕事

  • うさうさ

    コロナ前に書かれたものだけど、まさにリアルで進行しているなという認識。まず思ったのは、救急医は何でも診てくれるスーパーマン的な立ち位置ではないのか。患者にとってはそうではないかな。 救急車をタクシー代わりにするなと言うが、高齢者が運転免許を返納してタクシーで1万ほど払うことを思えば、そりゃあ救急車を呼ぶよ。 いろいろ心が冷える内容だった。

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