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ぜんぶ運命だったんかい(仮)おじさん社会と女子の一生

笛美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750517049
ISBN 10 : 4750517046
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

しゃかりきに働いても男には差をつけられ、女子力をつけろと言われる。日本社会が生きづらいのは、男仕様に作られているから。フェミニズムが新しい世界の見方を教えてくれたよ!#検察庁法改正に抗議しますのTwitterデモ仕掛け人による、初の著作!

目次 : おじさん社会と女子の青春/ おじさん社会と婚活女子/ おじさん社会の真実/ おじさん社会からの脱落/ おじさん社会への逆襲

【著者紹介】
笛美 : 2020年5月8日にTwitterで広がった「#検察庁法改正に抗議します」を作った張本人。ハッシュタグは瞬く間に拡散。400万を超すツイートを生み出し、Twitterトレンド大賞2020の2位に。現在も広告関連の仕事をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アマニョッキ

    広告代理店で働くバリキャリ女子が『#検察庁法改正に抗議します』を生みだすまでのお話。途中まじでこれ私かいな?と思うことしばしば。取引先と飲みに行きべろべろに酔わされて、初対面の男に拉致されていく私の姿を眺めていた上司の顔は一生忘れない。そういえばその職場は女子の営業車運転は禁止されてたな。新入社員歓迎会では専務に膝に座るよう強要されたな。今思えば差別とセクハラのかたまり。あの頃の自分に読ませてあげたかったなーと思うのが1番の感想。なのでもし今少しでも悩んでいる誰かがいれば、そこのあなたに読んでほしい1冊。

  • yoneyama

    広告屋さんらしく言葉の歯切れがよく、前半の「でした」調の告白風からF国で気づいて以降の自信を取り戻した言葉の違いに注目した。おっさん社会主義は女性さえもオルグしてしまう。高橋まつりさん伊藤詩織さん事件を知ってもまだよそ事で、安倍晋三をかわいい人気者だと思っていた点もハマり込んでいた深さを知る。1990年就職の私の世代は、やはり名誉男性扱いの女性しか仕事場に残れなかったし、彼女たちには結婚もなかった。妻がこれを読み在職時代の悪夢を思い出し、娘はこれを読み大会社への就職に不安を抱く。うちは三人とも読んだ。

  • 二人娘の父

    広告業界で働く高学歴高キャリアの若い女性が、いかにして政治や社会にリンクしていったのか、その内面を時系列で丹念に吐露する傑作。テイラースウィフト「ミス・アメリカーナ」を彷彿とさせる内容。それは著者がフェミニズムを自覚していく過程とぴったりと重なっていく。いやフェミニズムに触れたからこそ、社会と向き合い、政治に関与することになっていく。広告業界で身に付けた思考が、多くの人に伝える技術の基礎となっている点も興味深い。すべての政治家と政治・社会運動に携わる人々が読むべき。でも「トンマナ」が分からなかった。

  • 百年の積読

    かなりナイーヴで泥臭く、神経に触る文章だった。いい意味で。何がどうして「生きていてごめんなさい」というほど先鋭的な悲鳴をあげることになってしまうんだと思ったが、著者は広告クリエイターで、常にトレンドにアンテナを立てているがために、人より敏感に異常を嗅ぎ取ってしまう炭鉱のカナリア的な資質があるのだろう。私はずっともっと鈍い人間だが、読みながら、男に伍して働ける自分、セクハラ的言動も軽くあしらえる自分みたいなものに悦に入っていた頃を思い出して少し辛くなった。辛さに気づいて言葉にできる女性が増えるといいと思う。

  • panda

    笛美さんが味わった思いを、日々感じながら会社に行っている自分としては、この思いを世の中に発信して下さって、本当にありがとうと感じています。ですが、自身も発信したり意見を言うことを諦めてはいけないですし、この理不尽な世の中を作っているのは政治なので、やはりそこに意識を向けなければならないと思います。日本のジェンダーギャップ指数がある状況は、内面化されていて、女性も意識を変えていかないと日本は退化するだけだろうなと、日々職場で感じる私にはグサッと来る本でした。とりあえず、夫婦別姓とか早く実現してほしいです。

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