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白内障完治年の老婆カレンダー

笙野頼子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867821640
ISBN 10 : 4867821640
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

「純文学の孤高守護神」=突撃戦闘老婆が描く
高齢単身女性の生存と幸福?
野間文芸新人賞『なにもしてない』
野間文芸賞『未闘病記』に連なる闘病記第三弾!
書き下ろし500枚!

え? 私は白内障の手術が無理?

吉行淳之介、古井由吉に続く「私小説と眼病」

貧乏、難病、裁判、糾弾、‥‥
勇気はあるけど金はない。

日本の医療制度はまだまだ使える? 名医達よありがとう
「昔は失明していたんですか」「そうです」

【著者紹介】
笙野頼子 : 1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。11年から16年まで立教大学大学院特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Papi

    圧倒される小説である。ポスト近代の曖昧で朦朧とした現代を、これほど抉る文学があったであろうか?私小説の極北にありながら、現代小説の新たな方向を刻印したこの作品は、おそらくは今後の文学というものを考えていく指標となるであろう。文学の意味そのものが問われる世界的な世相の中で、文学が持つ力の根源をまざまざと見せてくれる本作は、混迷する「現在」を生き抜く叡智を提供してくれる。

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