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雷保護と設計法 太陽光発電システム事例解説書 設計技術シリーズ

竹谷是幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904774274
ISBN 10 : 4904774272
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【目次】


第1章 太陽光発電システムの雷保護(中規模太陽光発電システム)
1. 太陽電池アレイの受雷確率
2. 障害発生源としての雷電流の種類
3. 波形10/350μsと8/20μsの差
4. それぞれの雷電流波形に対して適用されるSPDにはどのようなものがあるか? 4-1 クラスI-SPD(電圧スイッチング型火花ギャップ)
4-2 クラスII-SPD(電圧制限形MOV=酸化亜鉛バリスタ)

5. 等電位ボンディングの方法とSPDの設置位置と種類 5-1 避雷針、太陽電池アレイ、およびインバータが等電位ボンディング導体により接続されている場合(ビル屋上に太陽光発電システムを設置した場合) 5-1-1 ビルの接地は配電用変圧器のB種接地とは分離独立している場合(低圧受電)
5-1-2 ビルは高圧受電で、配電用変圧器はビルの1階または地階に設置され、ビルの接地は配電用変圧器のB種接地と等電位ボンディングされている場合
5-1-3 ビルは高圧受電で、受電用変圧器はビルの屋上に設置され、屋上等電位ボンディングに、太陽電池アレイの接地、インバータのD種接地および受電用変圧器のB種接地が共通にとられている場合

5-2 太陽電池アレイの接地とインバータのD種接地が分離独立している場合 5-2-1 太陽電池アレイが直撃を受ける場合
5-2-2 太陽光発電アレイ接地極とインバータのD接地極が独立分離した状態で、避雷針を設置し、太陽電池アレイが直撃を受けることのないようにした場合


6. 太陽光発電回路用SPDの特殊性
7. 短絡耐量を持つSPD
8. 安全離隔距離が確保できない場合の雷保護等電位ボンディング
9. PV発電回路における直撃雷電流用SPD
10. まとめ


第2章 大型太陽光発電システムの構成とSPD
1. 複数の太陽電池アレイ・ユニットをインバータの交流側で連結する場合
2. 複数の太陽電池アレイ・ユニットをインバータの直流側で連結する場合
3. 太陽光発電の直流回路のマイナス側接地の場合 3-1 太陽電池フレーム・インバータのエンクロージャ・絶縁変圧器の混触防止板が等電位ボンディングされている場合
3-2 太陽電池フレーム・インバータのエンクロージャ・絶縁変圧器の混触防止板がそれぞれ独立接地の場合


第3章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その1
1. はじめに
2. 建築物の直撃雷の受雷数
3. 雷電流の特性値
4. 雷の種類
5. 雷撃の作用
6. 雷保護レベルと雷保護設備の有効性
7. 雷保護の基本原理 7-1 外部雷保護と内部雷保護
7-2 回転球体法による保護範囲の決定
7-3 受雷突針と受雷導体の保護範囲

8. 電気設備の雷保護のための手段のまとめ

第4章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その2
9. 雷電流を複数の引き下げ導線へ分流
10. 電位上昇と等電位ボンディング
11. 等電位ボンディングの実施
12. 等電位ボンディングに含まれる導体の雷電流分流分
13. サージ防護デバイス(SPD)

第5章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その3
14.雷電流によって誘導される電圧と電流 14-1 四角形の導体ループの場合の相互インダクタンスと誘導電圧 14-1-1 引き下げ導線の一部を含む四角形ループ
14-1-2 引き下げ導体から離れている矩形ループ

14-2 引き下げ導線と他の設備間の接近
第6章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その4
15.誘導電流の大きさ 15-1 エネルギー損失のないループに誘導される短絡電流
15-2 SPDを持つループにおける誘導電流
第7章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その5
16.バイパスダイオードを流れる誘導電流
第8章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その6
17.雷電流を流すシリンダーの内部に発生する電圧
18.個々のモジュールにおける誘導電圧 18-1 雷電流導体に対し平行配置された直列モジュールの場合の誘導電圧
18-2 雷電流導体に対し通常の配置の場合のモジュールの誘導電圧
18-3 枠低減係数
18-4 モジュール裏面のアルミ薄膜の影響
18-5 バイパスダイオードの雷電流による影響の測定
第9章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その7
19.配線された太陽光発電システムの誘導電圧 19-1 誘導最大電圧の重畳ルール
19-2 枠付きモジュールの場合、誘起する配線ループ過電圧の低減
19-3 ソーラー発電器の接地の影響
19-4 DC主導体に雷電流分流分が流れない接地されたソーラー発電器
19-5 シールドされたDC主回路に雷電流分流分が流れる接地されたソーラー発電器
19-6 平行接地導体を持つDC主導体に雷電流分流分が流れる接地されたPV回路

第10章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その8
20.太陽光発電設備の雷保護技術上最適な設計 20-1 太陽電池モジュールの相互インダクタンス
20-2 配線の相互インダクタンス
20-3 一つの全ストリングにおいて発生するMSおよびumaxについての計算例
20-4 遠方雷撃の作用 20-4-1 遠方雷撃の場合、静電容量結合による変位電流
20-4-2 変位電流によるSPDの選定
20-4-3 変位電流によって引き起こされる電圧の評価

第11章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その9
21.太陽光発電設備の雷保護のた-めのSPDの適用方法


第12章 太陽光発電システムの雷保護の基本事項 その10
22.太陽光発電システムの直流回路の接地とSPDの取り付け方 22-1 金属製エンクロージャーおよび金属製フレームの接地
22-2 太陽光発電システムの充電線の接地
22-3 大型太陽光発電設備の原理的構成

ほか

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