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スパイ教室 14 夢幻劇 のティア ファンタジア文庫

竹町

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040758947
ISBN 10 : 4040758943
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
トマリ ,  
Series
:

Content Description

ライラット王国での“不可能任務”を終え、『灯』は1名を除いてディン共和国に帰還した。そして1年が経過――。防諜任務に励む《浮雲》のランの新たな任務は――【救国者『灯』が二心を抱いていないか調査せよ 】

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 椎名

    長いシリーズになるとこれをいつから考えていた?という疑問と同時にいや、恐らく考えてなかったけど、続くうちに綺麗に嵌まったんだろうな……と感じる瞬間があって、今の本作は毎巻のようにそれがあり、それこそがシリーズ化したときの醍醐味のような面白さだよなと感じている。現在の灯を外側から追いかけていく中で見えてくるものは、かつてと変わらない彼女たちの姿だ。たった一つ、灯というものを変えないための変化を遂げているのが美しい。ティアの二つ名に込められた意味に本当にぐっときてしまった……。

  • MoriTomo

    『灯』と親交の深いランが各メンバーの心境を追っていく描写がとても印象的で、彼女たちの成長が丁寧に浮かび上がっていました。 パイという過酷な任務を積み重ねてきた彼女たちが、これまでの経験と蓄積した想いの変化を胸に進んでいく姿には、圧倒されるほど心を揺さぶられまそた。 頼もしさが増した一方で、悲痛な心境が垣間見える場面もあり、それぞれの個性を残しながら多面的に描かれている点が感慨深かったです。これまでの道のりを糧に、彼女たちの行く末がどうなるのか、最後まで見届けたいと思わせる展開で、次巻も楽しみです。

  • 藤崎

    前回から1年後。プロローグの副題から「焦らすねぇ!」みたいな流れでファイナルシーズン開幕。「どうして」と「どうなった」はとても気になるところではありますが、ラン視点で灯メンバーの思惑調査、なんて筋立てで、素直にそのままは見せないというか、相変わらず一筋縄ではいかない展開。そしてしれっと新たな変態・・・もとい、スパイが登場して、果てしない万国びっくりショーに爆笑。さらに内容的にも、1巻で出て来た情報の新事実開示で驚いた。ただ、ここで素直に「なるほど」と思えばまた惑わされる、ということで、今後の展開に期待です

  • 細川 カヲル

     『スパイ教室』といえばいつ騙されているか分からない、言われて初めて気が付く読者を巻き込んだ騙しあいだと思うんですけど、今回はシーズンとかが変わったのもあって騙しあいのステージというか味わいも一気に変化してきたな。しかもそれが『灯』の在り方の変化に合わせているのもGOOD。状況が状況なのもあっていつも以上に1文1文をにらみつけ、噛みしめながら楽しませていただきました。  うん、やっぱり『灯』はこうでなくっちゃ! ってのをしっかり出してくれてもう万々歳です。苦難の道も彼女達なら成し遂げられると信じてます。

  • あおでっていう

    前巻の衝撃的なラストを経て、ファイナルシーズンの幕開けです。『灯』メンバーの現在を第三者視点で紐解いていく巧妙な導入と、描かれる各々の成長。夢に近づく姿も見え、感慨深いものがあります。しかし、既に騙し合いは始まっている。散りばめた違和感と、解き明かされた彼女たちの選択。話の組み立てが上手く、面白さが衰えません。十数冊の積み重ねを感じる展開、そして熱い原点回帰もあり、終幕へ向かっているのを実感します。寂しくもありますが、それ以上に楽しみです。このまま最高潮で駆け抜けていくことを期待しています。

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