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スパイ教室 13 燎火のクラウス 富士見ファンタジア文庫

竹町

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040758930
ISBN 10 : 4040758935
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
トマリ ,  
Series
:

Content Description

ついに語られる、『焔』壊滅の真相――。十二年前、伝説のスパイ『紅炉』のフェロニカと『炬光』のギード、二人の未来は世界の運命によって引き裂かれた。そして、明らかになった真実を前に『灯』は選択を迫られる。

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Book Meter Reviews

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  • 雪紫

    「ああ・・・(口にした呟き)。」「ああーーああーーうわあーー(声に出来ない呟き)。」読むと、少しずつ休みながらでも、でも先に進まずにはいられない。漫画より深く明かされた「暁闇計画」とその道が選ばれた理由。「家族」としての絆に翻弄されるスパイ達。情が移り傷が増していく。本を閉じて帯のクラウスの言葉が見えるたび、そして本編でその言葉が訪れた時、うっとなる。前から覚悟はしても、いざ目の当たりにするとな・・・。「憂虞に塗れている」になったの重い。あ、8巻から思ってるけど白蜘蛛は弱さを強さに変えてる奴なんで。

  • オセロ

    遂に明かされた暁闇計画の全貌とそれに伴う焔の歴史。今まで灯がこなしてきた様々な任務などが次々と繋がっていき、暁闇計画と焔の切っても切れない繋がりが明かされていく展開は堪らない。そして、少女たちに突きつけられたあまりにも残酷で過酷な運命を乗り越えることができるのか。次巻からファイナルシーズンからも目が離せない。

  • よっち

    ついに語られる『焔』壊滅の真相。12年前、伝説のスパイ『紅炉』のフェロニカと『炬光』のギードの未来が世界の運命により引き裂かれる第13弾。『焔』はなぜ壊滅したのか、その鍵を握る暁闇計画の全貌が明かされていく中で、『紅炉』フェロニカが考えていた恐るべき計画を知り、家族ともいうべき仲間たちを壊滅させてでも止めるべきか葛藤するギード。これまでそうだと感じていたことが覆される真相には驚かされましたけど、決別の理由を思うと何とも複雑な気持ちになりますね…。今回の結末もまたなかなか来るものがあって続巻が気になります。

  • 椎名

    とうとう描かれた焔崩壊の過去、それに伴って明かされた暁闇計画の全貌とクライマックスにかけてのプロローグのような巻だった。扉絵のクラウスさんがちょっとかっこよすぎる。グレーテ巻になるかと思っていただけに苦しい引きだったが、逆にここまでの展開を見せて本当にそれで幕引きということはないんじゃないかと思ってしまう。しかし一度たりとも勝利できず、それでも何度も挑戦し続けるという図はここにきてもまだ変わっていないのだ。だからこそ彼女たちが折れることはないだろうと信じることもできる。王道だが面白い。

  • 藤崎

    今回は、とうとう「暁闇計画」の全貌と、それが「焔」に引き起こした出来事について開示され・・・そして、また、もう、ホント、何度状況をひっくり返せば気が済むんだって絶叫したくなるレベルで急転直下の大転回。確かに支配と依存は表裏一体、操りの糸はお互いに繋がっているわけですが・・・いくら何でもがんじがらめが過ぎるでしょうがと。しかしてこう、トロッコ問題を出された時になんで二択なのってちゃぶ台返しを考えちゃうのは読み手としての性でしょうか。ともあれ次回ついにファイナルシーズン突入ということで、さらなる展開に期待です

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