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スパイ教室 短編集 01 花嫁ロワイヤル 富士見ファンタジア文庫

竹町

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040740669
ISBN 10 : 4040740661
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
トマリ ,  
Series
:

Content Description

死亡率九割を超える“不可能任務”に挑む機関―灯―。メンバーに選抜された実戦経験のない少女たちが任務を達成する唯一の手段、それは機関の創設者にして任務成効率100%の凄腕スパイ・クラウスを打ち倒すことだった。少女たちはあらゆる策略を試みるが、クラウスには遠く及ばない。クラウス攻略のバリエーションを増やすためグレーテは「ボスと婚姻を結ぶ」奇策が思い浮かび、婚姻届を提出しに区役所へ向かう。それが新たな争いの火種と知らずに…。クラウスの婚約者の座を懸けた“花嫁ロワイヤル”が幕を開ける!?『スパイ教室』シリーズ初の短編集がついに登場!

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 芳樹

    クラウスは結婚していた!『灯』メンバーの少女たちに突きつけられた衝撃の事実。しかも相手はメンバーの一人だという。少女たちは誰が《花嫁》なのかを探り始めるが…。という背景を元にしたコメディ満載の短編集でした。相手が見つからないなら新しく《花嫁》を決めてしまえば良いじゃない!とリリィのトンデモ発言から開催される花嫁ロワイヤルが楽しい。シリアスな本編の箸休め的位置づけで、とても面白い一冊でした。

  • 雪紫

    「グレーテさん(もはやさん付け)ヒロイン力たっかっ!」物語は2巻の前に遡る。スパイは任務で妻帯者必須の所も行かなきゃならない=クラウスが灯の誰かと偽装結婚してたことが発覚。拷問官も出しきりきり白状いたせぇ!かと思いきや・・・みんなの自信喪失時代の短編と終盤のギャップが凄い。花嫁容疑者達のクラウスへの判断しづらい気持ちや、サラのコメディ具合とモニカのシリアス具合が良かったわ(でも一番はミートパイ)。「俺様、隙を付きます」「コイツ最悪なのおおおおおっ!」とかのやりとり笑う。そしつリリィは本当に安定のリリィ。

  • よっち

    「僕は『灯』の誰かと結婚している」クラウスから告げられた衝撃の一言。そして婚約者は謎のまま『灯』メンバーで花嫁を巡る戦いが勃発する短編集。打倒ボスの一環で偽装婚姻届を提出しようとして発覚したクラウスの既婚騒動。(書類上のことは言え)彼と結婚したのは一体誰なのか。花嫁裁判を経てジビア、サラ、モニカ、グレーテのエピソードが明かされ、花嫁の座を賭けたバトルへと突入していくわけですが、それぞれの複雑な心情が明かされてゆく展開は、改めてクラウスがメンバーたちに慕われているんだなということが感じられて良かったですね。

  • 星野流人

    ジビア、サラ、モニカ、グレーテを主役とした短編集。こちらはラブコメ要素が強めの、日常とキャラの深堀りがメインのお話です。『灯』メンバーの中では個人的に好きなキャラ多めの短編集だったので、そういう意味でも嬉しいですね。本編だといまいち掴みどころの無いモニカでしたが、彼女が『灯』にいる理由や個性が垣間見えた良エピソードでした。クール気取ってるけど、肉がどうとか騒いでるときも一緒にいると考えるとかなり微笑ましい。野性的なジビアが恋ではないけれど気になるくらいの感覚に振り回されてるのが、とても可愛かったです

  • ナギ

    短編集。クラウスはすでに既婚者だった。から始まり、誰がその相手か探るエピソードの末、なんなら今から……という本編ではできないような内容です。キャラの深堀りでもあり、今後の本編にも絡みそうですね。

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