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ライオンのしごと どうぶつさいばん

竹田津実

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784033313603
ISBN 10 : 4033313605
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

タンザニアの草原。ずっと昔から草原を眺めてきたイチジクの木のもとで、動物裁判が始まる。訴えたのはヌー、訴えられたのはライオン。動物たちの証言の後に判決が…。動物の世界のあるがままの姿を伝える絵本。

【著者紹介】
竹田津実 : 1937年大分県生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。野生動物にあこがれて、北海道斜里郡小清水町農業共済組合・家畜診療所に獣医として赴任。1991年に退職。1966年からキタキツネの生態調査を始め、1972年より、傷ついた野生動物の保護・治療・リハビリに取り組む。写真家・エッセイストとしても活躍。北海道東川町在住

あべ弘士 : 1948年北海道生まれ。1972年より、20年以上旭川市旭山動物園に勤務。飼育係としてあらゆる動物たちの世話をしながら絵を描いていたが、現在は絵を描く仕事に専念。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞を、『ゴリラにっき』(小学館)で小学館出版文化賞を受賞している。北海道旭川市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • つくよみ

    図書館本:タンザニアの草原で、裁判が始まろうとしていた。被告はライオン、原告はヌー。罪状は、ライオンによるヌー殺し。果たして、この裁判の行方は・・・?、殺されたヌーが可哀想。殺したライオンは酷い奴。と言う単純な感情を超えた動物達の証言から、食物連鎖と言う一見非情な自然の掟の中に秘められた、大自然の叡智とも言うべき仕組みが明らかにされる。狩られる立場の草食動物が可哀想だからといって、肉食動物を駆逐してしまえばどうなるか?大胆な色使いで、野生のスケールを描き出した絵も素晴らしい。本当に「いいさいばんだった。」

  • はる

    とても考えさせる、深い内容だった。タンザニアの草原。ヌーを襲って食べたライオンが、動物たちから裁判にかけられる。様々な動物が証言を述べるが……。はたしてライオンは罪に問われるのか。子供なら、当然疑問に思う問題。動物たちの証言とともに、一緒に考えてみるのもいい。作者は「子ぎつねヘレンがのこしたもの 」などの獣医師、竹田津実さん。

  • とよぽん

    読友さんの感想を読んで。ライオンの仕事って何? 竹田津 実さん/作、あべ弘士さん/絵。表紙の鮮やかな色、ライオンの目の光が印象的である。野生動物の食物連鎖に「裁判」という条理の裁きを絡めて、この32ページの短い紙幅で見事に真理を解き明かしたことに感嘆。まさに、ライオンの「しごと」だ。登場する動物たちの賢いことといったら、それに比べて人間は一体 !? 深い絵本だ。

  • かおりんご

    読み聞かせ(328)どんな反応をするかな?とドキドキしながら読みましたが、すんなり判決を受け入れていました。肉食動物の必要性を、2年生なりに感じたようです。

  • イスタ

    娘の好きなあべ弘士さんの絵の絵本。絵も変わらず素敵だし良いお話でした!「いいさいばんだった」と私も思います!ただ病気になった動物を食べて、ライオンは病気になったりしないのかな?と少し心配になりました。

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