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Sns時代のカルチャー革命

竹田ダニエル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065374993
ISBN 10 : 4065374995
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

もはや私たちの生活に欠かせない存在――SNS。
SNS上で日々巻き起こる議論やトレンド、ネット・カルチャーの変革を分析すれば、新しい若者文化がどのように生まれ、変遷し、そこには社会に対するどのような問題意識が紐づいているのかが見えてくる。

社会とともに変化するカルチャーから、今の「価値観」を掬い上げる画期的エッセイ!



〜収録内容〜
・私にとってのアルゴスピーク
偏った検閲を許してしまうアルゴリズムに、私たちはどのように向き合えばいい?
・私にとってのバービー
映画『バービー』の成功と反響からみる、女性性への「理解」と「優しさ」、「連帯」の意識。
・Girlhoodの再定義
SNS上での議論がアップデートする価値観。Z世代が表現する新「ガールフッド」。
・「girl」トレンドの変遷
SNS上で流行する過剰な「ガールらしさ」は、現代の女性の価値観形成を映し出す鏡。
・「Fast Car」がいま愛される理由
30年以上前の楽曲の再ヒットの背景に見る、Z世代が抱える苦い現実。
・tradwifeブームとフェミニズム
議論を呼ぶtradwife系インフルエンサー。フェミニズムのバックラッシュの先にあるものは?
・ビヨンセとカントリー音楽
音楽は政治と、文化は歴史と切り離せない。ビヨンセのアルバムが問う、アメリカ音楽の未来。
・学生デモとパレスチナ
SNSで誰もが発言できる時代。「警察vs.学生」の構図が浮き彫りにするアメリカの欺瞞。
・サードプレイスの消滅
SNSが顕在化させた「大人の孤独問題」。スタンレーカップへの熱狂から見えてくる、資本主義の限界と私たちが抱える心身の問題。

【著者紹介】
竹田ダニエル : 1997年生まれ、カリフォルニア州出身、在住。カリフォルニア大学バークレー校大学院在学中。「カルチャー×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、リアルな発言と視点が注目されるZ世代ライター・研究者。「音楽と社会」を結びつける活動を行い、日本と海外のアーティストを繋げるエージェントとしても活躍。2023年に「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こばやし

    ネットの何かで著者を知って、この本の一部はオンラインでも読んでいたのだけど、改めて本で読んでみた。 著者がSNSをトレンドやファッションとしてただ使うだけでなくて文化として分析してわかりやすく語っているのがすごい。そして表紙の色がかわいい。2024年11月に出版されているスピード感にも驚くし、今後もこの著者や若い人たちがどういう目線で世の中をみて未来を作って行くのか興味がわいた。自分もその流れの中にいると思うけど、明確に説明されてハッとすることがたくさんあった。

  • にゃにゃころ

    アメリカという国には今も昔も全く興味がなくて、音楽も聴かないし映画も見ない。人種差別はあるものの、女性は自立していて男性と対等な関係、主張も同等に出来る、という昔からのイメージを変わらず持っていた。でも読んでみると日本と変わらない。子どもの残り物を食べて、皿洗いしない夫にイライラする。大人の女性Womanではなくgirlでありたい。物価高不景気で、Z世代は大人として生きていくのが苦しい。地位の高い男性に属する(専業主婦になる)のが勝利とアメリカの女性が考えるのは意外。どの国も生きづらくなってるんだな...

  • はるき

    アメリカの若い世代を中心に今何が起きているかを、分かりやすく解説するシリーズ。世代も国も違う私でも興味深く読了。若者は未来に希望を持てないという趣旨を繰り返していますが、熱量は凄い。歴史的に革命を起こすのは何時だって若者。大げさに言えば、未来が楽しみです😁

  • おさと

    知らない文化がたくさん。アメリカだからといってすべて素晴らしいとかそういうことではないんだなと。

  • 青猫ノラ

    特に、勉強になったのは、「第5章ビヨンセとカントリー音楽」でした。音楽に関しては、やはり竹田さんの真骨頂で、良い面も悪い面もバランスよく論じている。この辺りは、アカデミックに席を置いているスタンスも反映されているのでは。現在のアメリカのカルチャーから、日本の現在を見つめなおす教材としてもおすすめです。

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