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世界と私のatoz 講談社文庫

竹田ダニエル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065375105
ISBN 10 : 406537510X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

Z世代って何を考えてるの? 
SNS、音楽、映画、食、ファッション、etc.
Z世代当事者がアメリカと日本のポップカルチャーからいまを読み解く。
不安の時代を生き抜くための知識が詰まった画期的エッセイ!

Z世代が起こす優しい革命に、私も参加したい。
斎藤幸平(経済思想家)

世代論の本懐は「世代」というステレオタイプの境界を解消することにあるんだと気づいた。
後藤正文(ミュージシャン)

未来を作る作業は、Z世代の多様で切実な声に耳を傾けるところから始まる。
佐久間裕美子(文筆家)

◯「弱さ」を受け入れる ◯「推し」は敬意で決める ◯「文化の盗用」って? 
◯買い物は投票 ◯「インスタ映え」より「自分ウケ」 ◯恋愛カルチャーの「今」
◯すべての世代が連帯し、未来を向くには

<Z世代とは?>
1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代。デジタルネイティブで、社会的不平等、人種差別、ジェンダー、環境問題に対して関心が高く、変革への意識が強いとされる。

【著者紹介】
竹田ダニエル : 1997年生まれ、カリフォルニア州出身、在住。現在カリフォルニア大学バークレー校大学院在学中。「カルチャー×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、リアルな発言と視点が注目されるZ世代ライター・研究者。「音楽と社会」を結びつける活動を行い、日本と海外のアーティストを繋げるエージェントとしても活躍。2023年に「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たまきら

    アメリカ育ちのアジア系男性(97年生まれ、Z世代)によるポップカルチャーや「いま」を切り取ったエッセイ集です。2022年に出版されているのに、もう古く感じてしまうのはトランプ政権になったからかもしれません。けれどもZ世代のセルフケア・セルフラブへの考察はいい学びになりました。わたくしは70年代生まれ、夫とともにガツガツの精神論に染まってきた体育会系ですからねえ。でも今回1か月ほどアメリカをウロウロしてきてアジア文化の普及っぷりにはちょっと感激したな。

  • 練りようかん

    アメリカのZ世代の価値観や思考過程を分析したエッセイ。前の世代が抱えた負の部分をポジティブに書き換えたメンタルヘルスの流れが興味深い。自尊心の低いX世代、自己肯定感を高めよ!のミレニアル世代、両者に通ずる欠点の無い人が素晴らしいという認識をガラッと変えたことが頼もしく、それだけ経済や環境が厳しい中でアイデンティティが育まれたのだとも感じた。音楽や映画など有名人の言動とその反応からみえる多様性と矛盾、一生かかる学生ローンや反資本主義を学べたのが収穫で、傾向であって全てではない、ということが肝だと感じた。

  • takka@ゲーム×読書×映画×音楽

    世界の若者が無気力になっているけれど、これは世代の話ではなく世相なのだと最近気づき、何かヒントになるかもしれないとこの本を手に取った。いわゆる「Z世代」と呼ばれる人たちはパンデミックで青春時代を奪われ、SNSによって情報を大量に消費できる。そのため、「セルフケア・セルフラブ」という言葉のとおり、緩やかにいろんな人と関係性を持ち、お互いメンタルヘルスをしながら社会について考え行動する。自分も最近の活動がこれに近いような気がしているので、生き方のヒントとして受け止めていきたい。

  • はるき

    アメリカの若者文化を通じた今を切り取るコラム集。将来に希望をもてないz世代…。世代間格差は確かにありますが、世の中前より良くなってる面もあるんじゃないかしら。ネットの功罪と言いますか、世界中の誰かと自分を比べながら成長するってシンドいだろうな。ただ、「今を生きる」とカジュアルで刹那的な恋愛は≠だと思います(^_^;)←こういう絵文字がダサいらしいですが、私は使い続けます。

  • Inzaghico (Etsuko Oshita)

    第5章「私にとってのAsian Pride」は、アジア系アメリカ人というカテゴリーの単純化の功罪が浮かび上がる。2世、3世ともなると、「日系」「中国系」などのアイデンティティがない人も増えている。ひとくくりにアジア系アメリカ人といってもレイヤーが異なるため、アイデンティティ・クライシスがある。第4章の「私にとってのSNSと人種問題」の一節「ある文化や言語を、別の文化に属する者が、『文化を生み出したコミュニティへの還元』にならない形で個人的な利益のために使用することは『文化の盗用』」というのは肝に銘じたい。

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