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お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 4 集英社文庫

竹林七草

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087440515
ISBN 10 : 4087440516
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan

Content Description

国土開発の妨げになる地縛霊を退去させる「幽冥推進課」で働く唯一の人間職員、朝霧夕霞。今回の案件は、老朽化した高速道路の整備のため買収予定の用地に現れた地縛霊。「祟られても労災が下りますから」と辻神課長に笑顔で見送られて現地に向かった夕霞を待っていたのは頑固な老人の地縛霊と、「幽霊土地」という予想外の問題で…?人の想いを繋ぐオカルト公務員小説、波乱含みの第4弾!

【著者紹介】
竹林七草 : 1976年生まれ。2011年、第六回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SJW

    シリーズ第4弾。今回も波乱含みの3つの連作短編。東名高速道路の整備のための買収用地に現れる地縛霊や青木ヶ原の樹海に現れた地縛霊など、主人公の朝霧夕霞は東奔西走させられるがホロリと泣かせてくれるいい話ばかり。猫の妖怪 火車先輩との笑わせてくれる小気味良い会話も大きな魅力。これで完結かと寂しく思っていたら、第5弾も直ぐに発刊されることが分かり嬉しい。

  • ジンベエ親分

    手ぐすね引いて待ちかまえていた4巻、さっそく購入して速攻で読了。相変わらず爆笑と号泣のツボを間髪入れずに押される、他では味わったことがない独特の読書感覚。地縛霊だけでなく幽霊土地問題も絡めた「ちゃんともらってくださいね」が面白い。他にもカーナビジャックをしたり自分の未練が何なのか分かっていなかったり、出てくる地縛霊に捻りが効いている。著者がノッてきた感があって嬉しい。前巻終了間際に突如持ち上がった問題は次巻以降に先送りすることにしたらしい(笑) この次も首を長くして待ってます(^-^*)

  • はつばあば

    本当に国交省に幽冥推進課があれば日本ももう少しまともな国であったかも。外国に買い占められたきれいな水の出る土地も、持ち主に拒否された先祖代々の農地や山も、もっともっとに大事にされたかもしれない。コロナや自然災害がいつ襲うともわからん現在、不要不要と言ってられるのも今のうちだけかもしれない。人の生き死になんて一歩先はわからん。地縛霊になってもこの巻のようにいい地縛霊になるとは限らん。私もこの我が家の地縛霊になるかも(#^^#)。これから益々幽冥推進課が必要になりそうやのに、夕霞は?幽冥推進課はどうなる?

  • うまる

    シリーズ4巻。相変わらず一人ツッコミ系の文体が楽しいし、コミカルとシリアスのバランスが良くて面白かったです。ノリは軽いんだけど、ちゃんと国土交通省(関連)のお仕事もので、今回は"所有者不明土地"の問題についてよくわかりました。ホントこの話の様に解決できたら良いんですけど・・・。元国民様が「ついでにうらめしや」って言う所に爆笑でした。2話目は相棒の神回『ボーダーライン』みたいな明日のわが身な話で、すごくせつなかったです。親が老いていくのを感じる40代以降の人には深刻な問題だと思いました。

  • よっち

    自分以外は全員妖怪、という環境のなか、臨時採用職員として日々奮闘中の夕霞。バイパス候補地に現れる地縛霊の説得に赴くことになる第四弾。東名バイパス工事予定地にある所有者不明土地や、青木ヶ原樹海付近でカーナビから聞こえる不気味な声、三年坂の呪いにまつわる真相といった、頑張りが報われたような展開もあれば、何とも複雑な気持ちが残る結末もありましたけど、辻神課長がわざわざ国土交通省まで出向いていたのはそういう理由でしたか…夕霞は頑張っていると思いますけど、幽冥推進課がどうなってしまうのか気になるところではあります。

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