Books

竹本健治・選 変格ミステリ傑作選 戦後篇I 行舟文庫

竹本健治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909735102
ISBN 10 : 4909735100
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
香山滋 ,  

Content Description

山田風太郎から小松左京、中井英夫まで…一九四五年から七五年までの三十年間を対象に、大胆な着想と奇妙な味わいで今なお読者を魅了する十篇の傑作変格ミステリを、作家・竹本健治が選び抜いた珠玉のアンソロジー第二弾!SNS上で募集した「変格ミステリ作家クラブ」会員作家による作家・作品への「偏愛コメント」も収録。

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • slice

    タイトル通りの変格ミステリー作集である。傑作集と姪打たれたアンソロジーは、その収録作が大抵の場合、あまりいい出来のものではなかったり、出版社の事情やあるいは編者の偏りすぎた好みによるものが多くて、少し辟易としてしまう嫌いがあるが、今作は非常よく選ばれた作品集であると感じた。変格ミステリとして、ふさわしい憂鬱な雰囲気や特徴的で変わり種のトリック、あるいはミステリーを偏食する人間しか飲み込めないような奇妙なある種の狂人の論理が、飽きないように収録されている。どれもほぼ均等に好みの出来だった。

  • ふるい

    香山滋「処女水」、山田風太郎「死者の呼び声」、陳舜臣「方壺園」が特に良かった。

  • SATAN'S TOY

    それぞれに面白かったが大坪砂男「天狗」は出色。今自分で読んでいる小説はホントに自分が理解していると思っている内容なのか?と不安になって何度もちょっと前に戻って読み返してしまいました。再読でしたが戸川昌子「塩の羊」も異常。

  • コマンドー者

    編者が傑作揃いと豪語する割に、大して面白くない作品ばかりという印象だが、基本変格ミステリーってただのショートショート的小話で終わってしまうパターンに陥りがちなので。小説作品としてこの中で面白いと言えるのは、土屋隆夫氏と戸川昌子氏の作品くらいか。最初のほうのは戦後すぐのためか文章が読みにくい。最後の中井英夫のはただの楽屋落ちで、単体作品として収録する意味がない。

  • hata2

    収録作のなかでは、戸川昌子「塩の羊」が圧倒的に良かった。「ミステリ」という枠を外してもこの小説の良さは減じないと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items