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たったひとつの冴えない復讐

竹吉優輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065359365
ISBN 10 : 4065359368
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

復讐するのも、復讐されるのも、僕にしかできない――。
『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞し鮮烈デビューを果たした竹吉優輔、8年ぶりの新作長編!

私立恵堂学園に通う和泉七生は、2年生から特進クラスに編入を果たした。友人もでき、新しいクラスでもつつましく学園生活を送っていたが、ある日黒板に謎のQRコードが現れる。読み込むと、「ギン」という謎の人物による、櫛屋すみれへの過去のいじめを告発するという脅迫動画が映し出された。
告発までの期間は約1か月。だが、同時にいじめに関するクイズも出題される。
唯一の部外者である七生は探偵役を任命されるが、次々と出されるクイズを推理するうち、自分の過去の罪の意識から、復讐の因果にどうしようもなくとらわれていく。

『襲名犯』で一世を風靡した乱歩賞作家の復活長編!



【著者紹介】
竹吉優輔 : 1980年茨城県生まれ。二松学舎大学文学部卒業後、東洋大学大学院で文学を専攻。茨城の図書館で司書として働くかたわら、小説執筆をつづける。『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞。念願の作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    竹吉 優輔、江戸川乱歩賞受賞作に続いて、2作目です。 王様ゲーム的なホラーかと思いきや、青春復讐ミステリでした。もう一捻り欲しかった気がします。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000393200

  • itica

    名門高校で特進クラスに内部編入した七生。優秀な生徒たちのクラスで目立たず無難に溶け込むはずだったが、クラスにはかつていじめがあり、ひとりの女生徒が去っていた。「いじめを告発されたくなかったら真相を明らかにせよ」謎の人物からの脅迫動画がクラスに届き、七生が探偵役に指名され、犯人探しが始まる。『ソロモンの偽証』に少し似ているかな。実際にありそうないじめ、心に宿る悪意と自己防衛本能に嫌気が差すが、人の本質に触れていると感じた。意外に好みだ。

  • イケメンつんちゃ

    竹吉優輔 マンホールの蓋はなぜ円形なのか もしくは円形が多いのか 知っていますか 私もまだ若かりし頃 現場監督時 名も無きオジサンに教えてもらいました 算数は確かに 単行本を読んでみました 飛龍十番勝負 第五十四弾 今回は 竹吉優輔先生 レビューさんのオススメ物件 いゃーあ面白かった まさにバトルロイヤル 金田一少年の事件簿 犯人を追いつめてゆく ハイドロップ現象 真の悪者は確実に炙り出す ハイスクールララバイ まだ誰も味わっていない ジェットコースター・ロマンス ハイ・ファイ・セット 守備下手そうな兄弟

  • sayuri

    いじめをテーマにしたミステリー。主人公は私立恵堂学園・二年A組特進クラスに編入して来た和泉七生。七生自身も心に闇を抱えていたが、ある日、黒板に貼られたQRコードをきっかけにこのクラスで行われていたいじめ事件の真相を追っていく。QRコードを読み込むとクラスメイト全員に向けた脅迫動画が。復讐を企てたァ(ギン)と名乗る人物は誰なのか?そして黒幕の正体は?いじめの内容が明らかになるに連れ、その陰湿さとくだらなさに胸が悪くなった。終盤の予想外な展開に救われはしたものの、この世からいじめが無くなる事を願ってやまない。

  • rosetta

    この作家さんの本を読むのは二冊目だが、なんというか欠点はないのだけれどインパクトが足りない。私立の進学校のそのまた特進クラス。なのに生徒を見ると全くそれほどの偏差値の高い高校生とも思えない。イジメでクラスメイトを自殺(?)させるなんてレベル低すぎ。ァと名乗る動画配信者が復讐を始め、今年からクラスに移行した主人公に解明を求める。まあ友情物語とかそこそこ良いんだけれど、エピローグのこの真相は逆にシラケた。話としては飽きる訳でもないし退屈せずに読めたけどちょっとしつこ過ぎるかな

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