Books

石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか

竹内美紀

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623070145
ISBN 10 : 462307014X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan

Content Description

『クマのプーさん』『ちいさいおうち』『ピーターラビットのおはなし』子どものころ夢中になったのはみな石井桃子訳だった。名訳者・石井の翻訳世界の全体像を浮かびあがらせた労作。

目次 : 「声を訳す」とは/ 第1部 石井翻訳の原点と「声」(『クマのプーさん』改訳比較にみる石井のこだわり/ 『クマのプーさん』英日比較にみる石井らしさ/ 「岩波少年文庫」シリーズと物語の翻訳)/ 第2部 子ども読者と作品の「声」(翻訳絵本の形/ 子どもの読みと絵本『ちいさいおうち』の翻訳/ 訳者の作品解釈とファンタジー『たのしい川べ』の翻訳/ 訳者の精読と短編『おひとよしのりゅう』の翻訳)/ 第3部 「語り」の文体の確立(幼年童話と昔話の法則/ ポターの「語り(“tale”)」の文体/ ファージョンの「声の文化」の文体/ 「語り」を絵本にした『こすずめのぼうけん』/ 石井の翻訳文体の源泉としての「声の文化」の記憶)

【著者紹介】
竹内美紀 : 1963年神奈川県生まれ。1987年同志社大学法学部政治学科卒業。1989年財団法人松下政経塾本科修了。1989年から8年間、第二電電株式会社に勤務。マーケティング部でPHS事業の立ち上げ、国際部で携帯電話の海外投資プロジェクトに従事。2012年フェリス女学院大学人文科学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。2014年4月現在、フェリス女学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • timeturner

    児童文学の翻訳を考えるうえで参考になる部分がすごく多かった、んだけど、博士論文をそのまま本にしているのでとても読みづらくて敷居が高いと思う。もったいない。

  • 月華

    図書館 2014年4月発行。2012年論文。新聞で見て借りてみました。元が論文だからか、横書きでした。

  • よっちん

    図書館

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items