Product Details
ISBN 10 : 4409241583
Content Description
「不法滞在者」はいかなる暴力を受けても仕方がないのだろうか。なぜ、収容者の命がけの訴えは信用されないのか。そもそも入管法違反とは悪なのか。多角的な観点から入管政策を問い直し、その特質と構造を明らかにする。入管行政によって排除された無登録移民が「社会的に生きられる」社会を実現するための嚆矢となる一冊。
目次 : 第1章 入管行政と無登録移民―現代日本における「人権のアポリア」/ 第2章 仮放免者の生活―国家からの排除/市民社会への包摂/ 第3章 入管収容所とは何か/ 第4章 なぜ収容者の訴えは信用されないのか―感情労働現場としての収容施設における認識的不正義/ 第5章 入管収容所での抵抗―ハンガー・ストライキ/ 第6章 「生の剥き出し化」に抗して―無登録移民の生の保障をめぐる人権と人道/ 第7章 許可なく暮らすことは悪いことなのか―政治理論から入管政策を考える
【著者紹介】
岸見太一 : 福島大学行政政策学類准教授。専門は政治学・現代政治理論。主な論文に「外国人労働者の一時的な受け入れはどんなときに不正になるのか」(『思想』2020年7月号、同論文で第14回社会倫理研究奨励賞受賞)など
〓谷幸 : 東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は社会学・移民研究
稲葉奈々子 : 上智大学総合グローバル学部教授。専門は社会学・移民・社会運動研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2024/07/07
どさんこ
読了日:2023/09/25
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