Product Details
ISBN 10 : 4772415076
Content Description
本書は多様な現場と経緯においての心理検査を受検したクライエントに、「客観的かつ支持的な」検査結果の共有を試みた現場の臨床家の8つの事例を収載する。各事例はベテラン臨床家が検討を加え、実践的なアドバイスとともにそれぞれの事例にさらなる厚みをもたらしている。事例には受検者へのフィードバックとスタッフへの報告のやり取りを逐語で収録、報告書式を示した。
目次 : 第1章 心理検査の客観的で支持的なフィードバックを目指して/ 第2章 小学校就学を控えて小児科を受診した男児に知能検査を実施した事例/ 第3章 チック症状を主訴として来談した、発達障害の疑いがある9歳女児の事例/ 第4章 就労での躓きをきっかけに療育手帳の取得に至った20代前半の女性の事例/ 第5章 再就職を目標にしている20代の女性入院患者に対する心理検査の活用/ 第6章 職場での不適応を悩み、自分は「アスペルガー症候群」ではないかと疑った30代女性の事例/ 第7章 発達障害を疑って自ら心理検査を希望した30代女性の事例/ 第8章 自殺企図を起こして救急搬送された40代男性のアセスメント/ 第9章 認知症が疑われた高齢者糖尿病患者への認知機能検査を他職種連携へと活用した事例
【著者紹介】
竹内健児 : 立命館大学大学院応用人間科学研究科教授、臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。トゥレーヌ甲南学園カウンセラー(在仏)、徳島大学准教授、法政大学学生相談室主任カウンセラー、奈良大学臨床心理クリニック専属実習指導教員等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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