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Idol Dance!!! 歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい

竹中夏海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780801927
ISBN 10 : 4780801923
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan

Content Description

ぱすぽ☆やアップアップガールズ(仮)などの振付を手がける振付師・竹中夏海によるアイドルダンスの読み解き方。


丸々1冊「歌って踊るアイドル」の「踊る」に迫った、これまでにない書籍です。
アイドルダンスの特徴や独特の楽しみ方を振付師ならではの視点で分析するとともに、コンテンポラリーダンサー・梶原未由(珍しいキノコ舞踊団)、東京女子流ディレクター・佐竹義康&衣装担当・笠井奈津枝、玉井杏奈(ぱすぽ☆)への、ダンスをめぐるインタビューも収録しました。


表紙には講談社ミスiD(アイドル)2013グランプリのモデル・玉城ティナを起用しています。


目次
●はじめに
グループアイドルブームと呼ばれて/2007年紅白の“りしゃこ”/アイドルのどこを見るか


アイドルダンスの2大特徴
客席も参加するステージ/そもそもアイドルダンス≠ニいうジャンルは存在するのか/アイドルダンスの特徴その1│歌詞と振付のリンク/振付による「歌詞カードの向こう側」/歌詞と振付がリンクする意味/アイドルダンスの特徴その2│振りコピ/初見で真似出来る“その場”の振りコピ/振りコピは盛り上がりを表現をする手段のひとつ/その場≠ナは出来ない、“その後”の振りコピ/「歌詞と振付のリンク」と「振りコピ」を結ぶ式/“名刺”となるPV/映像作品の一部として見るダンスシーン


珍しいキノコ舞踊団・梶原未由インタビュー
コンテンポラリーダンサーから見たアイドルダンス


アイドルは視覚を刺激する
「ツカミ」の役割を果たす衣装/振付に衣装を生かす/女性アイドルファンと女性アイドルの衣装/小道具を取り入れた振付/メンバーの身長差も利用出来る/フォーメーションの必要性/メンバーのポジショニング/ライブ会場は「視界の確保」


東京女子流ディレクター・佐竹義康&衣装担当・笠井奈津枝インタビュー
衣装から見る東京女子流の世界観


ぱすぽ☆のダンスが出来るまで
チアダンスとの出合い/アイドルの振付がしたい!/アイドルの振付師になるには/ぱすぽ(仮)との出会い/ぱすぽ☆の世界観/ぱすぽ☆初のオリジナル楽曲/ぱすぽ☆のフォーメーション/「間違い」は直すが「個性」は残す/実像のアイドル


 ぱすぽ☆・玉井杏奈インタビュー
アイドルはステージで何を考えているのか?


●さいごに
アイドルとはなにか/アイドルに疑問を持つということ


プロフィール
カバー撮影・オフショット集


著者プロフィール
竹中 夏海(タケナカ ナツミ) 1984年生まれ。振付師。日本女子体育大学舞踊学専攻卒。2009年から振付師として活動。現在はぱすぽ☆、アップアップガールズ(仮)を担当。predia、小桃音まいなどの振付も手がける。TBS「ランク王国」〈アイドル好き振付師の竹中夏海が選ぶアイドル振り付けランキングTOP10〉出演。『TopYell』(竹書房)2012年4月号から、「竹中夏海先生の踊る!アイドルソング時評」を連載中。ほかにNHK『第44回 思い出のメロディー』にて「What a feeling〜フラッシュダンス」振付、『glee シーズン1+2 SONG and DANCE BOOK』での「なりきりダンス!徹底解剖」講師ほか、セクシー☆オールシスターズなどの振付も行なう。





【著者紹介】
竹中夏海 : 振付師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • テディ

    アイドルはあまり詳しくありませんが楽しく読めました。見方が変わることは間違いありません。

  • 佐島楓

    現役の女性振付師の著者が、アイドルのダンスについて書き下ろした本。私はPerfumeくらいしかほとんど知りませんが、かなりいろいろなグループが存在していること、ダンスひとつとってもメンバーを魅力的に見せる工夫がなされていることがよくわかりました。「アイドルダンス」というひとつのジャンルができているという指摘も面白い。ダンスに興味がある方、振付師になりたいと思っていらっしゃる方にはおすすめ。

  • 太田青磁

    計算する女の子と歌うときには自分をさし、期待してる男の子の部分では前方、すなわちステージの前にいるお客さんを指していて、間奏では、チョコレートを作って味見する振付があります・ダンスをみせるのではなく、まずその子自身をみせることに重きが置かれます・歌詞と振付のリンクは、そのキャッチーな要素のひとつ・振りコピとはいわば振付師からアイドル、そしてファンへの伝言ゲームではないか・推しの子の立ち位置に合わせ、その子がより近くに来る場所、より見やすい場所を選びたい・その子自身がアイドル=人気者であることではないか

  • Porco

    ダンス論は少なめで、対談・鼎談が半分くらいを占めているので、ちょっと物足りなさは感じました。が、アイドルのダンスについての本はほとんどないと思うので、出版されたこと自体が貴重では。

  • ちあき

    人気の振付師がアイドルのダンスとその魅力について語った本。振付師という職業を選ぶにいたった経過、アイドルの「振り」がどのような役割をはたしているかを語りながら、アイドル文化の読み解き方を提示していく構成がみごと。語り口はシャープながら対象への愛情にあふれており、インタビューの人選も的確である。アイドルに疎かったり偏見をもっている人が読めば蒙を啓かれるだろうし、親しんでいる人ならアイドルのことがもっと好きになるだろう。頭と心の栄養になり「ライブをみにいく」という行動への誘いにもなってくれる名著だと思う。

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