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弁当の日 がやってきた 子ども・親・地域が育つ香川・滝宮小の「食育」実践記

竹下和男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784916110817
ISBN 10 : 4916110811
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

四国の香川県のほぼ中央に位置する小学校で、平成13年度から2年間実施された「弁当の日」の記録。「自分が食べるものは自分の手で作る」という体験を通して、成長していく子どもたちの様子がここにある。

【著者紹介】
竹下和男 : 1949年、香川県生まれ。香川大学教育学部卒。小学校教員9年、中学校教員10年、教育行政職9年を経て、平成12年度より綾南町立滝宮小学校の校長を務める。平成15年度より国分寺町立国分寺中学校校長。平成20年度より綾川町立綾上中学校校長。22年3月退職。4月から、フリーで講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やまてる

    本当の食育へ取り組んだ、元小学校校長の実践紀。毎月1回「弁当の日」を行う。弁当を作るのは、子ども。保護者は手伝わない。第1回目を迎えるまでの間、おおいに反発があったことだろう。現場の教職員、保護者などのどまどいは、大きかっただろう。親は見守ることが大切。失敗するから学ぶ。親がやった方が早い。しかし、本当の教育とは、子どもが自分でできるようにすること。教育には、手間暇がかかる。知っていることと、やったことがあるでは、大きな差がある。生きる力、料理という身近なところにある。著者の気持ちが伝わってくる。

  • たみっち

    自分で作ったお弁当を学校に持っていく「弁当の日」。「親は手伝わないで!」がルール。これを実践する意味は「料理が作れるようになる」だけじゃなくもっともっと深い。他人を思いやれる優しい心を育てる、家族間に会話を蘇えらせる、食べ物の命や育てる人のことなどの「食卓の向こう側」まで想像できる、自己肯定感を育てるなど、現代だけでなく未来の子どもを育てることまでを考えた全国初の「食育」実践の試みが紹介されている。うちの学校でも取り入れてほしいけど、まずは手っ取り早く自宅で実践してます!子どもが作った料理、今日も美味しい

  • kana

    平日の毎日、運動会や遠足の時、夕御飯の残り物が入ったり、炊飯器のスイッチを押し忘れて、おかずだけになったり… 「戦時中は、空の弁当箱を持ってきて、蓋で隠して食べる真似をしていた学友がいた…」 そう悲しそうに話した父の毎朝作る弁当で育った。 今は、冷凍食品あり、コンビニおにぎりあり、寝坊した朝は「社会の誰か作」に頼れる時代に時々は助けて貰いつつ、弁当を作る。 弁当で育った私は、弁当で育て、弁当にまた育てられ…企業でも始めたらどうかと思う「弁当の日」会社に行ったら、そう話してみよう。まずは自分からなのだから。

  • モッチー

    竹下先生の講演を聞いた後に読んでみた。まずは我が家から始めよう。

  • okatake

    先日読了した「子どもが作る弁当の日」の元になった実践録。開始した意図や経緯などなど、音頭をとって弁当の日を広げていった著者の最初の2年間の記録です。 「弁当の日」という実践の中で何をしたかったのか。そして、その結果どうなったのか。 一つの教育の報告です。

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