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ISBN 10 : 4820120581
Content Description
日本の歴史には、経営に役立つ興味ある分析や検証ができる事件は多い。本書では、歴史上の代表的な政治事件「日本三大改革」を取り上げて、あえて経営の角度からみて試論を展開してみた。見えてきたのは、「いつの時代になっても、人間がやることは同じ」であることだ。「温故知新」精神で、経営や仕事に役立つヒントをここからつかみとってもらいたい。
目次 : 第1章 大化改新はどんな事件か―豪族政治を中央集権に変えた(誰に経営権があるのか―大化改新は、経済闘争だった/ 経営改革は「破壊」より「建設」が必要―破壊とは旧組織人事を刷新し壊すこと/ 柔軟な方策が地方制度には必須―「改革こそ正義」だけでは課題は解決しない ほか)/ 第2章 なぜ、二年半で建武新政は消滅したのか―「時代の空気」を読みきれなかった(建武新政も経営権の争奪戦だった―土地こそ財産 守って増やせ/ なぜか繰り返される独裁制―拙速すぎた経営権の単独行使/ 出身母体の違いで起こる摩擦―天皇は社長、上皇が会長という役割 ほか)/ 第3章 なぜ、明治維新は複雑化したのか―「倒幕」が「討幕」にエスカレートするまで(「日本の三大政治変革」である明治維新―海外との関係性で変遷した時代/ 大きく変わった時代を動かす力―個人より組織で考えて行動する/ 財力と学力で見直される朝廷―各藩の「京都支店設立」がブーム? ほか)
【著者紹介】
童門冬二 : 作家。1927年、東京生まれ。東京都庁にて広報室長・企画調整局長・政策室長などを歴任。美濃部亮吉都政のブレーンとして活躍。1960年『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補となる。1979年、美濃部知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念。小説やノンフィクションの分野で執筆活動を続ける。1999年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文藝家協会会員・日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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