Product Details
ISBN 10 : 4777150143
Content Description
道元の言葉に出会う以前、私は仏法を求めて遍歴を重ねてきたことを告白しよう。各地や書物の中を放浪し、自分が生きる場所を懸命に探していた。道を求めて懸命に歩きながら、その言葉を記録したのが本書である。
目次 : 第1章 インドで黄金の仏を見た(その日暮らしの日々/ お産費用の貯金まで持ち出して ほか)/ 第2章 ぼくの仏教修行入門(歌僧・福島泰樹との縁/ 柳沢・妙蓮寺の寒行 ほか)/ 第3章 国破れて、山河は残った(戦争体験を語った親父の遺言/ 釈迦牟尼の体に帰還する ほか)/ 第4章 花に学び、鳥に学んだ、真理を見る(流れる水は先を争わない/ 汽水域という生命の空間 ほか)/ 第5章 心がすべてを決める(砂漠は血液を浄化する/ 恐怖の海を軽やかに ほか)
【著者紹介】
立松和平 : 1947年栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中に「自転車」で早稲田文学新人賞受賞。インド放浪などをへて、宇都宮市役所に勤務。1979年から作家活動に専念。1980年「遠雷」で野間文学新人賞、1997年「毒‐風聞・田中正造」で毎日出版文化賞、2002年歌舞伎座「道元の月」の台本で大谷竹次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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