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女装の聖職者ショワジー

立木鷹志

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787220127
ISBN 10 : 4787220128
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2000
Japan

Content Description

キリストに仕える聖職者にして女装者、全財産を失うほどの賭博狂にしてアカデミー・フランセーズ会員―300年前、ルイ14世の時代のフランスで優雅に生きた畸人、アベ・ド・ショワジーの奔放な生涯をたどる。

目次 : 第1部 アベ・ド・ショワジーの生涯(ショワジー家の由来/ 母と息子/ 女優体験/ デ・バール伯爵夫人の物語/ ド・サンシー夫人の愉楽 ほか)/ 第2部 アベ・ド・ショワジー『女装冒険譚』(ド・サンシー夫人を名乗っての情事/ モールニー殿との別れ、ダニー嬢との出会い/ 女優モンフルーリとモンドリーとの情事/ デ・バール伯爵夫人を名乗っての情事)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hrn

    ルイ14世時代の「男の娘」の話。貴族出身の聖職者が、女に完全に化けきり女優をやったり、少女に近づいて信頼させて孕ませたりと、事実は小説より奇なり。

  • 韓信

    17世紀フランスに生きた、女装と賭博が趣味の破滅型聖職者ショワジーの生涯と、彼(彼女?)の手記の翻訳を併録する評伝。幼少期に母親から仕込まれた女装が癖となり、長じてからも麗姿が評判になるほど完成度の高い女装をするが、性嗜好はヘテロなので少女たちを手懐け関係を持っていくという、そういうエロゲかエロ漫画がありそうなぶっとんだ内容。しかもパートナーには男装をさせたり、結婚した相手には興味をなくしたりと、あくまでも自分が女性として愛されることを望んでいそうな自己愛の強いパーソナリティはなんだか現代的ではある。

  • xxx

    女装者かつ聖職者、著述家であるティモレオン・ド・ショワジーの伝記。シュヴァリエ・デオンほど日本での知名度は高くないが、キリスト教的視座からジェンダー撹乱が白い目で見られていた時代にあたって、異性装を続けた人物がいたのは大変な驚きである。彼の異性装がある程度容認されたのは性的に放埒だった時代、貴族という身分、「遊び」という文脈、そして見た目は完全に「女性」にトランスしていたがゆえだろうか。(性自認は男性かつ性指向は女性であったが) 宮廷文化におけるジェンダーについてもう少し勉強してみたいと思う。

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